シラバス・開講スケジュールのご案内

「名市大 医療・保健 学びなおし講座 シラバス」履歴です。
各講座の詳細なシラバス(講座詳細)については科目名の「PDFファイルPDFファイル」のリンクをご覧下さい。

目次
2023年度 履歴
2022年度 履歴
2021年度 履歴
2020年度 履歴
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シラバス名市大 医療・保健 学びなおし講座 シラバス

2023年開講 シラバス一覧
学期 科目No. 科目名 曜日 科目概要および期待される成果 / 目標とする資格
コーディネーター
2023年
春期
23-101 外科手術周術期管理の進歩
PDFで開きます。 講座詳細 (PDF:174KB)
【概要】周術期医療は大きく進歩しており、日々知識を新しいものへと刷新していなければ最善の医療を患者さんに届けることができなくなってきています。よりよい周術期管理は「周術期管理チーム」として提供することができ、そのメンバーは、医師・看護師・薬剤師・臨床工学技士・理学療法士・歯科衛生士・メディカルソーシャルワーカー・管理栄養士と多岐にわたります。患者さんに最適な医療を届け、早期の社会復帰を可能にするためには、一人一人がチームとしての周術期管理を理解し、自主的に動くこと、問題点を解決して実現可能な最適なシステムを進化させていく必要があります。よりよい周術期医療を実現させるための知識を整理するとともに、最新の知識を提供していきたいと考えています。
名古屋市立大学大学院医学研究科  呼吸器・小児外科学分野
教授 奥田 勝裕
【期待される成果】周術期管理に関する基本的知識に加え、最新の情報や現在の問題点を提供することで、周術期管理について幅広く学べるようにします。実地臨床ですぐに使える知識が得られることを目指します。
【目標とする資格】医師・看護師・薬剤師・臨床工学技士・理学療法士・歯科衛生士・メディカルソーシャルワーカー・管理栄養士など。周術期管理チーム認定。
23-102 痛みの診療最前線2023 〜カラダとココロの両面からのアプローチ〜
講座詳細PDFで開きます。 (PDF:206KB)
【概要】毎年、痛み診療に直接関わる、あるいは、興味を持っているスタッフが大勢参加してくれています。本年度の学びなおし講座でも、引き続き“痛み“に特化した領域のレクチャーを企画いたしました。医師、理学療法士、薬剤師、心理士、看護学部と、多職種からの講師陣を揃え、基礎研究を含めた幅広い領域の中での”痛み“の最新情報や、”痛み“診療現場における生の声をお届けいたします。リピーターの参加者にも楽しんで勉強していただけるよう、新たな講師陣を加え、皆様のご参加をお待ちしております。
名古屋市立大学大学院医学研究科 麻酔科学・集中治療医学分野
教授 杉浦 健之
【期待される成果】どの専門領域でも、痛みに関わらない医療分野はありません。医師や看護師の他、薬剤師、理学療法士、臨床心理士、管理栄養士、社会福祉士など多職種の方々に、痛み診療に関わるハイレベルな知識と技術を身につけていただき、“多職種チーム医療”に貢献できる人材育成を目指しています。痛みにお困りの方に寄り添い、適切な治療やアドバイスが出来る仲間をますます増やしていきたいと考えております。
【目標とする資格】いたみマネージャー・いたみコーディネイター(日本痛み財団)など
23-103 増え続ける慢性腎臓病 -無視できない国民病ー
講座詳細PDFで開きます。 (PDF:188KB)
【概要】高齢化に伴い、多くの国民が慢性腎臓病(CKD)になる可能性が高くなってきた。とくに維持透析の原因疾患として非常に多い糖尿病性腎臓病と腎硬化症は増え続けている。従来の慢性腎臓病治療薬といえばACE阻害薬やループ利尿薬などの降圧薬が中心であったが、最近は続々と新薬が使われるようになってきた。これらはトルバプタン、SGLT2阻害薬、さらにはHIF-PH阻害薬と多岐に渡り、治療も様変わりしつつある。また栄養指導に関しても、従来の減塩、低たんぱく食の時代から進歩しつつあり、低たんぱくはほどほどにしてむしろ低リン食が重視されつつある。腎代替療法に関しても、その選択は医師が中心になって決定するPaternalismの時代から、患者が中心のShared Dicision Making (SDM)の時代へと変容し、その中には透析の見合わせも含まれ、SDMのためにInformed Consentをする時代になっている。これらの最新の状況を鑑み、腎臓内科医だけでなく他科の医師や栄養士、看護師から腎臓病医療の最近を語ってもらい、集学的にまとめたい。
名古屋市立大学大学院医学研究科 腎臓内科学分野
教授 濱野 高行
【期待される成果】一見難しい腎臓病が身近になる。
【目標とする資格】腎臓病療養指導士(日本腎臓病協会)、腎代替療法専門指導士(日本腎代替療法医療専門職推進協会)
2023年
秋期
23-201 災害・救急医療スキルアップ
講座詳細PDFで開きます。 (PDF:155KB)
【概要】災害への対応・急性期医療の実際など、緊急事態に対応するための知識や様々なスキルを学びます。
名古屋市立大学大学院医学研究科 先進急性期医療学
教授 笹野 寛
【期待される成果】災害及び急性期医療に関する緊急事態に対応するための知識やスキルを得ることで、緊迫した状況でも慌てず自分の力を発揮でき、円滑なチーム運営に貢献する人材となることを目指します。 新型コロナウィルスの流行により新たに考慮すべき内容に関しても学びます。
【目標とする資格】医師、歯科医師、薬剤師、看護師、臨床検査技師、放射線技師、ケアマネージャー、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、管理栄養士、社会福祉士、介護福祉士、行政職、教員、医療関係職など
23-202 小児医療のすべて Update 2023
講座詳細PDFで開きます。(PDF:246KB)
【概要】小児医療とは子どもの症状・病気に対して適切な処置を行いながら心身の健康をサポートするものです。小児医療に携わるにあたり、多岐にわたる幅広い知識と対応する能力が必要になってきます。日本の出生数は減少する一方、医療が大きく進歩したこともあり、新生児から思春期まで様々な病気や問題を抱える子どもの数は多くなりました。その中には感染症・アレルギー・小児救急だけでなく、心身症や発達障がい、児童虐待といった発達・心理的支援が必要なものまで広く含まれます。小児医療に対する社会的需要は非常に高く、多くの人が現場チームへ参加することが望まれています。本講座では、小児医療の各分野で現在活躍されている方々を講師に迎え、最新の知見を含めた小児医療の実際を学んでいただきたいと思います。
名古屋市立大学医学研究科 新生児・小児学分野
教授 齊藤 伸治
【期待される成果】小児医療の学習範囲は幅広く細分化されますが、本コースを受講することで現在小児医療の現場で実際になされている事項を広く効率的に学ぶことができます。身近でよく見られる症状から稀にしか遭遇しないが知っておくべき疾患までカバーされています。さらに、発達障害や心身症など、小児医療に携わる方がこれから知っておきたい分野まで見識を深めることができます。これらの内容を習得することで小児医療に関心を持つ好機になるだけでなく、実際の小児医療の現場へスムーズに参加して活躍する手助けとなると確信しています。
【目標とする資格】将来、小児領域の資格看護師(小児看護専門看護師、小児プライマリケア認定看護師、新生児集中ケア認定看護師)を目指す方や、NCPR(日本周産期・新生児医学会新生児蘇生法)インストラクター・修了認定を目標にされる方。もちろん、子どもたちの医療現場に興味を持たれている方であれば、現在の小児医療の実際を知る・振り返るために役立つ内容が網羅されています。
23-203 Birth Tour 2023 - 安全・安心なお産を目指して! -
講座詳細PDFで開きます。(PDF:241KB)
【概要】分娩は“十人十色”ですが、共通する願いは一つ。それは“安全で安心なお産”です。令和の時代になり、またさらにコロナ禍において少子化の歯止めが効かない日本でも、ハイリスク分娩は確実に増加しています。ひとつひとつの妊娠や分娩に関わる医療も、常に進化しより濃厚なものになっています。世界に誇る高いレベルの日本の周産期医療を維持してさらに向上させるためは、分娩に携わる医師、助産師、看護師、救急救命士、薬剤師や心理士らがよりハイレベルの知識と技術を身につけ“チーム医療”を構築することが重要です。今回初めてツアーに参加される方や更なる“極み”や“深み”や“高み”を追求したい“常に一歩前に突き進む!前のめりな”リピーターの方々にも必ず満足していただけますよう、今年度も“ここでしか言えない、後世に伝えたい症例”を随所に織り込み、汗をかいていただきながらストーリーを展開させます。日常の周産期現場のライブ感溢れる「Birth Tour 2023」へようこそ。物語を完成させるのは貴方です!今年もスタッフ一同、新企画を準備して皆様のパッションに応えるべく、ご参加をお待ちしております。尚、例年お馴染みの「見切り発車オーライ!」に加えこのご時世です。ツアープラン、オプショナルツアーやバースプランは予告なく変更される場合がありますのでご了承下さい。 開始時間は集合時間ではありません。出発時間は厳守です。しっかりと準備し、そして振り返りながら木曜日ゴールデンタイムの熱い夜のオールスターキャストをお楽しみ下さい!
名古屋市立大学医学部附属西部医療センター産婦人科
教授(診療担当) 尾崎 康彦
【期待される成果】日本は依然として深刻な産婦人科医師や助産師などの産科プロバイダー不足の状態です。30歳代までの産婦人科医師の約70%が女性医師であり、出産や育児によって休業した医師や助産師の現場復帰をサポートすることが今後の日本の周産期医療を支えるために重要です。最新の周産期医療を学び、自信を持って即戦力としての現場復帰を支援する(背中を押す)ことを目標とします。また助産師や看護師が超音波検査や分娩監視装置を学ぶことで、不足する産科医と協力しサポートし合うことができます。院内助産所(バースセンター)の開設を促進したり、さらに初期研修以降産科を学ぶ機会の少なかった医師や救急救命士が妊婦を診察するケースにおいて役立つ知識や技術を習得することができます。 周産期医療従事者の“サロン”的な場を提供します。是非、お仕事の合間の「夕活」にお役立て下さい。このツアーを切り口に、さらなる周産期教育のコミュニティーが“時空を越えて”形成されています。 “地域のお産を守る!”ためにも、今年も“安全なお産をめぐる冒険”はさらにパワーアップしてロングランを更新します。
【目標とする資格】将来NCPR(新生児蘇生法:日本周産期・新生児医学会)やBLSO・ALSO Japan、J-CIMELSなどの講習会を受講し資格の取得を目指す方や、振り返りをしたい方に役立つ内容を盛り込んでいます。

[前年度までのカリキュラム]

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