シラバス・開講スケジュールのご案内

「名市大 医療・保健 学びなおし講座 シラバス」履歴です。
各講座の詳細なシラバス(講座詳細)については科目名の「PDFファイルPDFファイル」のリンクをご覧下さい。

目次
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シラバス名市大 医療・保健 学びなおし講座 シラバス

2015年開講 シラバス一覧
学期 科目No. 科目名 曜日 科目概要および期待される成果 / 目標とする資格
コーディネーター
2015年
春期
15-101 がんを知ってがんと戦う~研究・診断・治療・予防の進歩
PDFで開きます。講座詳細(PDF:181KB)
【概要】日本国民の半数は一生に一度はがんに罹患し、その3分の1は死亡する時代です。がんの生物学的な特性を明らかにすることは極めて重要です。なぜならその情報をがんの正確な診断、効果的な治療あるいは予防に結びつけることができるからです。この講義シリーズではがんを相手に戦うために必須な情報について、これまでにわかったこと(基礎研究領域)、がんをつきとめる(臨床診断領域)、がんを抑えこむ(臨床治療領域)について専門家がわかりやすく解説します。このシリーズには日常生活での注意点や臨床現場で役立つ実践的な内容が含まれます。また、コスト面で効率的にがん医療をすすめるための方策(医療経済)、福島原発事故に関連した放射線ばく露(放射線発がん)、くすりをどのようにして作りあげるか(創薬)などのup to dateな講義も盛り込みました。受講生のみなさんにはこの機会に是非、がんを知ってがんをコントロールする戦略について学んでいただきたいと思います。
名古屋市立大学大学院医学研究科 分子毒性学
教授 酒々井 眞澄
【期待される成果】本シリーズの受講生がめざす学習目標は、(1)がんの生物学的特性と予防の方策について理論的に説明できる(2)、がんの診断および治療について最新医療を含めて説明できる、(3)医療経済・放射線発がん・創薬について概説できることを目指します。
【目標とする資格】医師、薬剤師、看護師、放射線技師、臨床検査技師、行政職、教員、医療関係職など
15-102 感染症とともに生きる!? 感染症、感染対策のいま
講座詳細PDFで開きます。(PDF:205KB)
【概要】人類はある時は感染症による大打撃を受け、ある時は病原体を撲滅し、大抵は共存しながら進化、発展してきました。昔と比べ感染症の診断・治療・予防が飛躍的に進歩した現在もなお、発展途上国のみならず先進国でも未だに解決できない問題、新たな問題をかかえています。医療に携わる関係者は感染症の基本的な知識とともに、つねに最新の情報に注意を払いながら、質の高い医療を提供することが求めらています。本講座では、日頃から感染症診療、感染管理に関わっている多職種のメンバーが様々な感染症の情報を発信致します。
名古屋市立大学大学院医学研究科 共同研究教育センター
感染制御室 室長・病院教授  中村 敦
【期待される成果】感染症に関する基本的知識や新たな情報、再認識したいさまざまな問題を学ぶことにより、安心・安全で質の高い医療を提供することを目指します。
【目標とする資格】ICD制度協議会:インフェクションコントロールドクター、日本感染症学会感染症専門医、日本化学療法学会:抗菌化学療法認定医/指導医・認定歯科医師/指導医・認定薬剤師,日本看護協会:感染管理認定看護師、日本病院薬剤師会:感染制御認定薬剤師、日本臨床微生物学会感染制御認定臨床微生物検査技師(ICMT)
15-103 地域・在宅医療の現状と今後の課題
講座詳細PDFで開きます。(PDF:183KB)
【概要】2000年に始まった介護保健は年々その重要性を増している。2025年には高齢者人口は約3500万人に達し介護・医療の一体化による地域包括的な体制が今後は加速される事が予想される。今後、労働人口は減少するなかで、独居、認知症の高齢者が急増する。さらに2004年には100万人であった年間死亡者数が2025年には160万人になると予想される。この間、平均寿命は延びたが健康寿命を差し引いた要介護期間は短縮されていない。国内の総病床数が今後増やされる可能性はきわめて低い現状である。本講では学びなおしというよりは、来るべき超高齢社会にいかに対応すべきか、主に地域・在宅医療に重点を置いて、その現状と今後の課題について各領域の専門家をお招きして総論・各論的に学んでいきたい。
名古屋市立大学大学院医学研究科 地域医療教育学 
特任教授 赤津 裕康
【期待される成果】今後の超高齢社会の問題点を把握し、医療人として求められる資質を自分なりに考察できる医療人に変容されることを期待したい。
【目標とする資格】医師、歯科医師、薬剤師、看護師、ケアマネージャー、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、管理栄養士、社会福祉士、介護福祉士、神経心理士
2015年
秋期
15-201 急性期・災害医療スキルアップ-緊急事態で慌てないために-
講座詳細PDFで開きます。(PDF:155KB)
【概要】急性期医療・災害医療などの緊急事態に対応する知識や様々なスキルを講義および体験型実習形式で学びます。
名古屋市立大学病院 救急部
部長 笹野 寛(臨床シュミレーションセンターセンター長)
【期待される成果】急性期医療・災害医療の現場で利用できるスキルと知識を得ることで、緊迫した状況でも慌てず自分の力を発揮でき、緊急の現場で円滑なチーム医療を提供できるようになることを目指します。
【目標とする資格】
15-202 発達障害を学ぶ(2015):医学的理解から教育/療育へ
講座詳細PDFで開きます。(PDF:159KB)
【概要】発達障害に対する理解、指導法の習得、事例研究、などが進み、勉強熱心な関係者が多い。最近では教育現場の教員や療育にたずさわる関係者の中には、発達障害の医学的知識を知りたい、薬の作用メカニズムを知りたい、脳の仕組みを知りたい、などの声も多くなってきた。本講座では、ADHDを中心に発達障害の医学/生物学的な知識を実験結果からの裏打ちから深め、今後の発達障害児の教育/療育の幅を広げるられることを目指す。
名古屋市立大学病院医学研究科 脳神経生理学 
教授 飛田 秀樹
【期待される成果】運動や行動の脳のしくみ、発達障害の診断から病気の医学的理解、環境要因の生物学的影響などについて学び、受講後のさらなる自己勉強がよりスムーズとなるとともに、実際の教育/療育現場での対応法の応用を考える手助けとなる。
【目標とする資格】
15-203 Birth Tour "REAL" 2015 - 安全なお産を目指して -
講座詳細PDFで開きます。(PDF:234KB)
【概要】分娩は"十人十色"ですが、共通する願いは一つ。それは"安全なお産"です。少子化の進む日本でもハイリスク分娩は確実に増加しています。またひとつひとつの妊娠や分娩に関わる医療も、より濃厚なものになってきています。世界に誇る高い日本の周産期医療レベルを維持するため分娩に携わる医師、助産師、看護師、救命救急士らがより高い知識と技術を身につけ"チーム医療"を構築することが重要です。今回初めてツアーに参加される方や更なる"極み"や"ふり返り"を追求したいリピーターの方々にもきっと満足していただけますよう、今年度は"後世に伝えたい症例(本当にあったお話)"を織り込みながらストーリーを展開させます。日常の周産期現場のライブ感溢れる「BirthTour"REAL"2015」へようこそ。物語を完成させるのは貴方です!今年もスタッフ一同皆様のご参加をお待ちしております。
名古屋市立大学病院 分べん成育先端医療センター 
副センター長 尾崎康彦
【期待される成果】日本は依然として深刻な産婦人科医師、助産師不足です。30歳代までの産婦人科医師の約70%が女性医師であり、出産や育児によって休業した医師や助産師の現場復帰をサポートすることが今後の日本の周産期医療を支えるために重要です。最新の周産期医療を学び、自信を持って即戦力としての現場復帰を支援することを目標とします。また、助産師や看護師が超音波検査や分娩監視装置を学ぶことで不足する産科医と協力しサポートし合うことができます。院内助産所の開設を促進したり、さらに初期研修以降産科を学ぶ機会の少なかった医師や救急救命士が妊婦を診察するケースにおいて役立つ知識や技術を習得することができます。 周産期医療従事者の"サロン"的な場を提供します。
【目標とする資格】将来、新生児蘇生法(日本周産期・新生児医学会)やBLSO (Basic)・ALSO (Advanced Life Support in Obstetrics) Japanなどの講習会を受講し資格の取得を目指す方に役立つ内容を盛り込んでいます。(尚、ツアープランは予告なく変更される場合がありますのでご了承下さい。)

[前年度までのカリキュラム]

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