シラバス・開講スケジュールのご案内

「名市大 医療・保健 学びなおし講座 シラバス」履歴です。
各講座の詳細なシラバス(講座詳細)については科目名の「PDFファイルPDFファイル」のリンクをご覧下さい。

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シラバス名市大 医療・保健 学びなおし講座 シラバス

2016年開講 シラバス一覧
学期 科目No. 科目名 曜日 科目概要および期待される成果 / 目標とする資格
コーディネーター
2016年
春期
16-101 病気を防いでからだを守る
ー治療から予防へのパラダイムシフト

PDFで開きます。講座詳細(PDF:188KB)
【概要】疾病の原因に対する研究の進歩、治療法の確立、昨今の医療経済学的状況などにより疾病の治療から予防へのパラダイムシフトが進みつつあります。つまり、これまでは疾病の治療に医療の重点がありましたが、今後はいかにして効率的にかつ確実に疾病を防いでいくかが問われる時代になります。このシリーズではがん、生活習慣病および感染症をターゲットに各分野の専門家が疾病の現状とその予防策について解説します。さらに、双方向議論により受講者の意識や理解がこのシリーズの受講によりいかに変容するかを実感してもらいます。私たちは社会のニーズは疾病の予防に向かっていることを受講者に知っていただき、今後の医療現場での活動に生かしていただきたいと考えています。
名古屋市立大学大学院医学研究科
中村 敦、今枝 憲郎、酒々井 眞澄
【期待される成果】本シリーズの受講生がめざす学習目標は、(1)がん、生活習慣病、感染症の現状と予防策について具体的に説明できる、(2)治療から予防への方策と将来像について自身の考えを理論的に説明できる。
【目標とする資格】医師、歯科医師、薬剤師、看護師、臨床検査技師、放射線技師、ケアマネージャー、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、管理栄養士、社会福祉士、介護福祉士、行政職、教員、医療関係職など
16-102 神経発生および退行変性の視点から、
神経疾患を読み解く

講座詳細PDFで開きます。(PDF:249KB)
【概要】21世紀は脳の時代と言われている。古くから培われてきた神経病理学的知見に加え、20世紀末から発展した分子生物学的手法により、神経精神疾患の謎が近年解明されようとしている。うつ病・統合失調症のみならず、アスペルガーを初めとした発達障害も神経シナプス構築・機能障害との関連が示されようとしている。一方、加齢変化に伴うアルツハイマー病やパーキンソン病など神経変性疾患のメカニズムも蛋白・脂質・遺伝子修飾や処理過程の機能低下に伴う神経ネットワーク機能障害である可能性が示されてきている。本講では、まず神経発生・分化および退行変性(老化)のメカニズムを理解する。この知識をもとに、発達障害・神経精神疾患や認知症を初めとした神経変性疾患の病態を理解する。また、その薬物的・非薬物的治療介入の可能性を理解する。
名古屋市立大学大学院医学研究科
神経内科学 教授 松川 則之
【期待される成果】神経機能の発達から退行変性までのメカニズムを理解した後に、神経ネットワークと障害に伴う機能障害(神経症状)を理解する。また、その再生・可塑性についての理解を深める。このことにより、乳幼児から高齢者に至る神経精神疾患・神経疾患の共通性と特異性を包括的に理解し、神経精神疾患・神経疾患患者への対応力を鍛える。
【目標とする資格】医師(小児神経・神経精神科・神経内科)、臨床心理士、理学療法士、作業療法士、言語療法士、看護師、施設職員 等
16-103 超高齢社会で把握したい在宅医療・地域医療
講座詳細PDFで開きます。(PDF:208KB)
【概要】昨年度に引き続き将来的な医療体制に対応できる素養を身に着けることを目的とする。本年の特徴は健康寿命の延伸のための医療、介護における基礎知識はもとより、広く法的・人権的視点や栄養にも目を向け、広く地域社会・社会体制を高い視点より鳥瞰し自ら考え地域で展開できる力を身に着けるために各方面からの講師を依頼した。
名古屋市立大学大学院医学研究科 地域医療教育学 
特任教授 赤津 裕康
【期待される成果】来るべき社会変化に対応できる柔軟な発想と幅広い知識、広く高い視点を身に着け地域、職場でリーダー的存在として活躍できる素養を身に着ける。
【目標とする資格】医師、歯科医師、薬剤師、看護師、ケアマネージャー、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、管理栄養士、社会福祉士、介護福祉士、神経心理士、保険行政官
2016年
秋期
16-201 急性期・災害医療スキルアップ
-緊急事態で慌てないために-

講座詳細PDFで開きます。(PDF:151KB)
【概要】急性期医療・災害医療などの緊急事態に対応する知識や様々なスキルを講義および体験型実習形式で学びます。
名古屋市立大学病院 救急部
部長 笹野 寛
(臨床シュミレーションセンターセンター長)
【期待される成果】急性期医療・災害医療の現場で利用できるスキルと知識を得ることで、緊迫した状況でも慌てず自分の力を発揮でき、緊急の現場で円滑なチーム医療を提供できるようになることを目指します。
【目標とする資格】
16-202 発達障害を学ぶ(2016)
:医学的理解から教育/療育へ

講座詳細PDFで開きます。(PDF:428KB)
【概要】発達障害に対する理解、指導法の習得、事例研究、などが進み、勉強熱心な関係者が多い。最近では教育現場の教員や療育にたずさわる関係者の中には、発達障害の医学的知識を知りたい、薬の作用メカニズムを知りたい、脳の仕組みを知りたい、などの声も多くなってきた。本講座では、ADHDを中心に発達障害の医学/生物学的な知識を実験結果からの裏打ちから深め、今後の発達障害児の教育/療育の幅を広げるられることを目指す。
名古屋市立大学病院医学研究科 脳神経生理学 
教授 飛田 秀樹
【期待される成果】運動や行動の脳のしくみ、発達障害の診断から病気の医学的理解、環境要因の生物学的影響などについて学び、受講後のさらなる自己勉強がよりスムーズとなるとともに、実際の教育/療育現場での対応法の応用を考える手助けとなる。
【目標とする資格】
16-203 Birth Tour 2016 - 安全なお産をめぐる冒険 -
講座詳細PDFで開きます。(PDF:465KB)
【概要】分娩は"十人十色"ですが、共通する願いは一つ。それは"安全なお産"です。少子化の進む日本でもハイリスク分娩は確実に増加しています。またひとつひとつの妊娠や分娩に関わる医療も、より濃厚なものになってきています。世界に誇る高い日本の周産期医療レベルを維持するため分娩に携わる医師、助産師、看護師、救命救急士や薬剤師らがよりハイレベルの知識と技術を身につけ"チーム医療"を構築することが重要です。今回初めてツアーに参加される方や更なる"極み"や"深み"を追求したい"常に突き進む!"リピーターの方々にもきっと満足していただけますよう、今年度は"ここでしか言えない、後世に伝えたい症例(本当にあった恐いお話)"を随所に織り込みながらストーリーを展開させます。日常の周産期現場のライブ感溢れる「Birth Tour 2016 -安全なお産をめぐる冒険-」へようこそ。物語を完成させるのは貴方です!今年もスタッフ一同皆様のご参加をお待ちしております。
名古屋市立大学病院 分べん成育先端医療センター 
副センター長 尾崎康彦
【期待される成果】日本は依然として深刻な産婦人科医師や助産師などの産科プロバイダー不足の状態です。30歳代までの産婦人科医師の約70%が女性医師であり、出産や育児によって休業した医師や助産師の現場復帰をサポートすることが今後の日本の周産期医療を支えるために重要です。最新の周産期医療を学び、自信を持って即戦力としての現場復帰を支援することを目標とします。また、助産師や看護師が超音波検査や分娩監視装置を学ぶことで不足する産科医と協力しサポートし合うことができます。院内助産所(バースセンター)の開設を促進したり、さらに初期研修以降産科を学ぶ機会の少なかった医師や救急救命士が妊婦を診察するケースにおいて役立つ知識や技術を習得することができます。 周産期医療従事者の"サロン"的な場を提供します。このツアーを切り口に、さらなる周産期教育のコミュニティーが"時空を越えて"形成されています。
【目標とする資格】将来NCPR(新生児蘇生法:日本周産期・新生児医学会)やBLSO (Basic)・ALSO (Advanced Life Support in Obstetrics) Japanなどの講習会を受講し資格の取得を目指す方に役立つ内容を盛り込んでいます。ツアープラン、オプショナルツアーやバースプランは予告なく変更される場合がありますのでご了承下さい。尚、出発時間は厳守です。

[前年度までのカリキュラム]

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