名古屋キャンパス(シラバス・開講スケジュールのご案内
名古屋キャンパスの「名市大 医療・保健 学びなおし講座 シラバス(2009年度)」履歴です。
各講座の詳細なシラバス(講座詳細)については科目名の「PDFファイル」のリンクをご覧下さい。
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2009年度 名市大 医療・保健 学びなおし講座 シラバス(名古屋キャンパス)
学期 | 科目No. | 科目名 | 曜日 | 科目概要および期待される成果 / 目標とする資格 |
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コーディネーター | ||||
1学期 2009年 4月期 |
09-101 | スポーツ医学の理論と実際
講座詳細 |
月 | 【概要】スポーツ医学に関する種々の専門的分野からの講義を通してトレーニング理論、運動生理学、スポーツ損傷に関する診断、治療、予防に対する知識を身につけ、競技力向上や健康維持のための運動処方、トレーニングの指導やスポーツ外傷の応急処置ができるスポーツ医、指導者を育成するプログラム。 |
名古屋市立大学大学院医学研究科整形外科学分野 教授 大塚 隆信 |
【目標とする資格】 日本体育協会公認アスレチックトレーナーの資格やNational Strength and Conditioning Association公認の資格(Certified Strength and Conditioning SpecialistおよびCertified Personal Trainer)の取得をめざす。 |
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09-102 | 21世紀のがん治療:チーム医療の実践
講座詳細 |
火 | 【概要】最近の分子標的療法、抗体療法、内視鏡手術、放射線照射技術などの著しい進歩に加えて、外来化学療法室の利用や緩和ケアチームの重要性、そして病院内での化学療法レジメン登録などの安全管理も含め職種を超えたがんのチーム医療の現状と展望を学びがん医療現場への復帰を促す。 | |
【期待される成果】2007年に施行開始されたがん対策基本法の骨子である「がん医療の均てん化」に向けて、医師、看護師、薬剤師におけるがん専門医療者育成の礎となる。 | ||||
化学療法部 部長 小松弘和 腫瘍・免疫内科学 准教授 飯田真介 |
【目標とする資格】本講義は、以下の資格の取得に向けて支援している: 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医、日本臨床腫瘍学会 がん薬物療法専門医、日本病院薬剤師会 がん薬物療法認定薬剤師、日本看護協会 がん化学療法認定看護師 |
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09-103 | 診療に役立つ検査A to Z
講座詳細 |
水 | 【概要】いったん臨床現場を離れた医師や臨床検査技師を対象に各種検査の基本的な理解を深め、現場復帰を促すカリキュラムです。基礎コースからはじまり、それぞれの目的に即した応用コースを受講することにより、各種検査に関する専門的な知識のみならず、それぞれの検査の臨床的有用性を習得されたい。 | |
臨床分子情報医学 准教授 田中 靖人 |
【期待される成果】実際の診断に役立つ各種検査に関する知識を得るために最低限必要な講義内容を厳選しており、実際の臨床の場ですぐに生かせるように、医療職及び医療に間接的に携わる方の復帰を支援する。 | |||
09-104 | 内視鏡看護師技師レベルアップ
講座詳細 |
木 | 【概要】光エレクトロニクス医療の進歩はめざましく、最近ではより患者さんへの負担の少ない経鼻内視鏡、保険収載されたカプセル内視鏡も広く普及しつつある。現在、内視鏡診療業務に携わっている現場の医師、看護師、技師の方のレベル向上、およびこれから内視鏡業務に携わろうとする医師、看護師、技師の教育を目的とする。 | |
名古屋市立大学内視鏡部 准教授 中沢貴宏 名古屋市立大学消化器内科 講師 片岡洋望 |
【期待される成果】内視鏡業務はクリニック、病院に加え、検診業務にも広まりつつある。医療安全の面からも正しい知識を広く普及し、安全で質の高い内視鏡医療を紹介し、この地域の内視鏡看護師、技師のレベル向上が期待される。 | |||
09-105 | 安全・快適・癒しの環境講座
講座詳細 |
金 | 【概要】患者にとって安全で快適な療養環境、さらに、医療現場における安全で快適な労働環境の条件、設計論、評価手法の理解を目的とする。環境設計・評価の基本的な内容と同時に、特に、近年注目されてきている人間中心設計の概念、手法論を学習する。 | |
芸術工学研究科 教授 鈴木賢一, 准教授 横山清子 医学研究科 助教 榎原 毅 |
【期待される効果】医療従事者が、患者にとっての安全・快適な療養環境作りへの配慮を行うことができる。また、安全・快適な労働環境への理解を深めることにより、医療従事者の健康被害を軽減し、医療事故の低減が期待できる。 | |||
2学期 2009年 8月期 |
09-201 | 発達障害の理解と指導法
講座詳細 |
月 | 【概要】平成19年度に特別支援教育が学校教育法に位置づけられたことを受け、小中学校の特別支援教育担当教員を対象に、発達障害に対する専門的知識の研修および、具体的事例の検討を通して、個々の教員の発達障害に対する理解を深め、学校現場におけるより良い指導体制の構築を支援することを目的とする。 |
滝村雅人、小笠原昭彦、野中壽子 | 【期待される成果】学校教育の現場における発達障害に対する理解が深まり、個別の指導計画や教育支援計画作成に貢献できる。また、地域を取り込んだ支援体制システムの必要性を理解することで、より良い指導体制が構築されることが期待できる。 | |||
09-202 | 最新の感染症と予防の理解
講座詳細 |
火 | 【概要】有史以来感染症はヒトの病気の大部分を占め、医学・医療の歴史は感染症とともに歩んできた。しかし感染症の診断・治療・予防が飛躍的に進歩した今日においても、未だに発展途上国ではマラリア・結核・AIDS・腸管感染症などの問題がある。先進国では新興感染症・再興感染症に加え、多剤耐性菌の蔓延やバイオテロの脅威、高度医療の発達に伴う日和見感染の増加など様々な課題が山積している。医療に携わる関係者は常に最新の情報を含む感染症の知識を身につけ、質の高い医療等を提供する必要がある。 | |
名古屋市立大学 医学研究科腫瘍・免疫内科学 看護学部基礎看護学 教授 矢野久子 |
【期待される成果】感染症の診断・治療・予防ならびに医療関連感染対策を習得することにより、適正な医療提供(個人防衛)、耐性菌防止や医療安全(集団防衛)、医療資源の有効利用(社会防衛)を目指す。 | |||
09-203 | 小児疾患の診断力の向上
講座詳細 |
水 | 【概要】小児科で日常的に頻度が高い感染症についての講義、次に多岐に渡るこどもの主訴に応じどのように対応し、診断・治療に結びつけるか、さらに、小児科に特有な専門的病態についての講義を行い、小児科全般を幅広く網羅し、診断力を向上の一助となるようなカリキュラムで、総合的な再教育を行う。 | |
名古屋市立大学病院小児科 講師 水野晴夫 |
【期待される成果】一旦、臨床現場から離れていた医師・看護師が、各疾患の病態、実際の現場でどのような対応をするべきかを、再度学習し、日常診療で多く遭遇する疾患から専門的疾患まで含めて、特殊性を持つ小児科疾患に対する理解を深めることができる。 | |||
09-204 | 安全なお産を学ぶ
講座詳細 |
木 | 【概要】少子化のすすむ日本において分娩数は減少しているが、妊婦死亡率、新生児死亡率は世界中で最も低く、周産期医療レベルは極めて高い。分娩に関わる医師、看護師、助産師、救命師らがより高い知識と技術を身につけることを目的とする。 | |
名古屋市立大学医学部 産科婦人科 教授 杉浦真弓 | 【期待される成果】現在深刻な産婦人科医師・助産師不足である。また、20-30代産婦人科医師の70%が女性医師である。出産・育児によって休業した医師・助産師が現場復帰することは今後の日本の分娩を支える上で必須の対策である。分娩立会い、妊婦健診の実習を含む実践的プログラムによって最新産科医療を学び、産科の現場復帰を支援することを目標とする。また、助産師、看護師が超音波、モニターを学ぶことで不足する産科医を補うことができる。助産所の開設を促進する。さらに、病理学者、法医学者、麻酔科医師など産科に関わるが、学生以来分娩を学んでいない医師らにとっては専門技術のさらなる向上が期待できる。 | |||
09-205 | 救急医療ブラッシュアップ
講座詳細 |
金 | 【概要】救急救命法および救急外来でよく遭遇する疾患について、講義と一部は人形を用いた体験型学習で学びます。 | |
名古屋市立大学病院救急部 服部友紀 | 【期待される成果】救命処置の必要な状態に速やかに対処できるようになる。救急外来で遭遇する疾患を理解し、初期診療出来るようになる。 | |||
3学期 2009年 12月期 |
09-301 | これだけは知っておきたい 日常治療薬の正しい使い方 講座詳細 |
月 | 【概要】 医薬品の開発は目覚しいものがある。近年、疾病の原因や薬物の作用メカニズムを薬物受容体の観点からとらえ、より選択的な薬が開発されている。さらに、遺伝子工学的手法で個々の患者を対象としたオーダーメイド医薬品も期待されている。薬の剤形も様々な工夫がなされ、その使用に際して一定の知識が不可欠である。この講座では、新しい医薬品情報を提供し、正しい薬の使い方を概説したい。 |
名古屋市立大学病院薬剤部 木村和哲 | 【期待される成果】臨床現場から離れた看護師、医師、薬剤師に、最新の薬物治療を理解して頂くことで、医薬品の適正使用、副作用の早期発見に貢献できると思われる。 | |||
09-302 | 高齢社会における神経疾患 Up to date
講座詳細 |
火 | 【概要】高齢社会における有病率の多さと高齢者のQOLを考える時、脳血管障害、各種認知症、パーキンソン病とその類以疾患を正しく理解しない限り、もはや医療が成り立たなくなってきている。これらの疾患は、成人が入院しているあらゆる病院、病棟で見かけ、医師のみならず看護師、理学療法士、介護士、薬剤師、栄養士など全ての医療従事者が避けて通ることが出来ない。この講座ではこれら疾患の病態生理、簡単な診断法、治療法、介護や患者さんとの付き合い方などを解説し、自信をもって医療に従事していただけるようにしたい。 |
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名古屋市立大学副学長・医学研究科教授 小鹿 幸生 | ||||
09-303 | NST活動に必要な知識と技術
講座詳細 |
水 | 【概要】栄養は空気、水と同様に必須のものです。これをないがしろにして正しい治療はありえません。臨床治療において栄養管理の重要性を啓発し、低栄養撲滅を目指してNutritional support team(NST)が多くの病院で立ち上がっています。NSTチーム医療を行うに当たり、知ってなければならないこと、できなければならない技術を学習していただき、医療の現場に復帰を促すプログラムです。解剖、生理、生化学を復習していただき、さらに実際の事例にもとづいた症例検討まで予定しています。 |
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名古屋市立大学 消化器外科 教授 竹山廣光 | 【期待される成果】多くの職種の方々が医療現場に復帰された際に、必ず接する栄養不良について、基礎から臨床事例まで全般にわたり網羅しているプログラムであり、将来必ず役立つことと思われます。 | |||
09-304 | 特定保健指導対象者に対する運動指導法
講座詳細 |
木 | 【概要および期待される成果】代謝性症候群と認定される者の中には、減量や生活改善を指導されながらも、それらの必要性や効果について懐疑的で運動実施に至らない者も多い。本コースでは、病院内の運動教室、自治体の体育施設、あるいはフィットネスクラブなどで運動指導にあたる者に対し、医学、運動生理学,栄養学などの講義、更には有酸素運動、筋力づくり運動などの関わる実習を行う。これにより、本講座受講者は、特定保健指導対象者に運動実践の意義を納得させ、それを指導するための知識と実践力を身につけられる。 | |
名古屋市立大学大学院システム自然科学研究科 准教授 高石 鉄雄 |
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09-305 | 生活習慣病の予防と治療 Up to date
講座詳細 |
金 | 【概要】糖尿病、高血圧、脂質異常症、高尿酸血症、虚血性心疾患、脳梗塞、骨粗鬆症、メタボリックシンドローム、アルコール性肝障害などの生活習慣病の概念、病態、予防と治療の最近の進歩について、食事療法、運動療法や禁煙指導の実際をまじえながら多方面から学習して頂き、医療現場への復帰を促すプログラムです。 | |
名古屋市立大学大学院 内分泌・糖尿病内科 准教授 岡山直司 |
【期待される成果】多くの職種の方々が医療現場に復帰された際に、必ず接することのあるであろう生活習慣病を中心に講義内容を厳選しており、その病態、治療、予防などを学習しておくことは将来必ず役立つことと思われます。 |