研修医・専攻医がチームメンバーとして 診療に関わることで成長
私が担当する心臓血管外科では、研修医または専攻医1人と指導医・上級医3人〜4人がひとつのチームとなり、回診・治療・カンファレンスなどすべての診療を行う体制をとっています。この体制によって、一般的な症例から高度なスキルを要する症例まで、実践的に経験を積むことが可能です。また常に指導医・上級医と一緒に動くので、分からないことがあった場合、すぐに質問をすることができます。すべての情報をメンバー全員で共有しているので、指導やアドバイスでブレることもありません。 日々の業務では、常に自分の意見をもつように指導しています。なぜなら、メンバーで意見を出し合い、検討することでより良い治療を行うことができると共に、それぞれの成長につながるからです。ですので「ホウ・レン・ソウ」は必要不可欠。もちろん私も絶対に欠かしません。こうした関わりの中で、組織のメンバーとして多職種のスタッフと協力・連携しながら動く姿勢を身につけてほしいと考えています。
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