研修医・指導医の声

 リウマチ・膠原病内科×臨床・研究・論文

爲近 真也
ためちか しんや

リウマチ・膠原病内科×臨床・研究・論文

Q1 名市大で歩むキャリアを選んだ理由は?
自分が望む臨床研修や研究をするには、自分にとって名市大が最も良いと思ったからです。名市大の先生方は、臨床のみならず教育に関しても本当に熱心で、研修するにはこれ以上ない環境でした。さらに臨床と共に研究に励んでいる先生も多く、研究の大切さを早くから肌で感じることができました。
Q2 これまで自分が歩んできた道を振り返ってどうですか?
名市大では全ての診療科がそろっていて、研修医の頃から各科のエキスパートの先生方の診療を間近で学ぶことができたのは、本当に勉強になりました。名市大でしか経験できないこれらの経験が、リウマチ・膠原病内科医としての今の自分の基礎となっていると思います。
Q3 これから自分が歩む道の先に何を思い描いていますか?
リウマチ内科・膠原病内科を標榜し、その診療を専門で行っている診療科がある病院は、東海地区ではあまり多くないため、名市大がこの地域で担う責任は大変大きいと感じております。専門医として責任をもって臨床しながら、さらに名市大から世界に発信できるような研究も行っていければと思います。
Q4 専攻医を目指すみなさんへのメッセージ
医師の数だけ、色々な希望があると思いますが、そういった様々な希望に添えるだけの大きな度量を名市大は持ち合わせています。不安もあるとは思いますが、先輩医師から僕らがしてもらったように、僕ら指導医は全力でみなさんを指導・サポートさせて頂きますので、安心して研修して頂ければ幸いです。みなさんと一緒に働けるとことを楽しみにしています。

 肝・膵臓内科×海外留学

堀 寧
ほり やすき

肝・膵臓内科×海外留学

Q1 名市大で歩むキャリアを選んだ理由は?
私は名古屋第二赤十字病院(現:日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院)で研修医として2年、消化器内科医として5年勤務しました。多くの症例を経験させていただき、技術も少し落ち着いてきたところで、それまで程の成長を感じることができなくなりました。より成長できる環境を求め、大学院進学を希望し名市大でのキャリアを選択しました。
Q2 これまで自分が歩んできた道を振り返ってどうですか?
特に海外留学に際しては、多くの先生方のご理解とお力添えをいただき達成することができました。海外の医療にふれることで、日本の医療の良さ、また足りない部分を感じる貴重な機会を得ました。決して楽な時間ではありませんでしたが、そこで共に過ごした上司・仲間は私のかけがえのない財産です。
Q3 これから自分が歩む道の先に何を思い描いていますか?
医師人生も中盤になり、残りの時間で実現できることとそうでないことを意識するようになりました。充実した時間を過ごせる仕事を継続できることが目標です。世代交代が進む中で、自分に求められる立場も変わってきます。若い先生達が挑戦したいと思った際にそれをサポートできるような上司になりたいと考えています。
Q4 専攻医を目指すみなさんへのメッセージ
システムの変更や働き方改革により、仕事環境は大きくかわっています。焦る必要はありませんが、思っているよりも時間はありません。医師人生を逆算して、自身が後悔のない時間を過ごして下さい。病院ごとに行える医療は、ここ10年で顕著に差が出てきていると感じます。最先端の医療水準に身を委ねることで、それを患者さんへ還元できるよう日々研鑽下さい。

 呼吸器外科×学位取得

小田 梨紗
おだ りさ

呼吸器外科×学位取得

Q1 名市大で歩むキャリアを選んだ理由は?
学生の頃から呼吸器外科を目指し、胸腔鏡手術により力がない女性でも手術が行いやすくなったと実感できたため、母校でもあり胸腔鏡手術を多く行っている名市大を選びました。大学では多くの指導医が在籍し、高難度の手術や研究が出来、海外発表なども行いやすい所が魅力だと思います。
Q2 これまで自分が歩んできた道を振り返ってどうですか?
まずは、外科医としてのスキルアップを行い、6年目で大学院に入学しました。大学ならではの症例を経験しながら、臨床研究を行い、学位を取得しました。ライフイベントで臨床を離れる事もあるので、臨床研究での学位取得も選択肢にいれても良いのかなと思います。
Q3 これから自分が歩む道の先に何を思い描いていますか?
患者さんへのより良い医療の提供はもちろんですが、教育、研究など、教育・研究機関でもある大学でしか行えない事も行って行きたいです。また男女問わず、キャリア形成を行いながら働き続けられる環境作りにも尽力し、皆が働きやすい環境になるとよいなと思っています。
Q4 専攻医を目指すみなさんへのメッセージ
自分の今後のライフプランを考えるに辺り、大学病院は多くの先輩が働いており、参考になる事は多いのではないかと思います。また、大学病院でしか経験できない症例もあると思いますので、勉強になると思います。是非一緒に、楽しく働きながら、より良い名市大病院にしていきましょう。

 皮膚科×育児との両立

井汲 今日子
いくみ きょうこ

皮膚科×育児との両立

Q1 名市大で歩むキャリアを選んだ理由は?
名市大を盛り上げる会が発足したことが一つのきっかけでした。確か4-5年生くらいの時で、医学部全体の雰囲気が、各々キャリアを築いて大学を盛り上げよう!頑張ろう!というモチベーションで溢れていました。その流れと色々な出会い・誘いの結果、名市大でキャリアを歩むことになりました。現在、当時の先輩や同級生の多くが名市大病院で活躍しています。
Q2 これまで自分が歩んできた道を振り返ってどうですか?
たすきがけで安城更生・名市大で研修、その後名市大皮膚科で8年間勤務しています。皮膚科2-5年目に博士課程に進み卒業、4-5年目には出産・育休を経験しました。一見順調そうなキャリアですが、本当に色々な壁がありました。公私共に多くの先生・皮膚科スタッフの皆様、家族の支えがあり、仕事を続けることができています。
Q3 これから自分が歩む道の先に何を思い描いていますか?
出産とコロナ禍をきっかけに海外学会の出張も激減しましたが、これからまたグローバルな活躍ができるといいなと思っています。大変なこともあるけれどたくさんチャレンジして、その大変さも含めて人生を楽しみたいと思います。自身の知識・技術を高めることは当然ですが、各々の道を突き進む他のスタッフを励まし、活躍してもらいたいと思います。
Q4 専攻医を目指すみなさんへのメッセージ
これからの長い仕事人生、出産育児だけが障壁ではありません。もしかしたら介護、自分自身や家族が病気になることもあるかもしれません。皆さんにはどんな時もやりがいを持ち続けながらキラキラした目でチャレンジし続けて欲しいです。そしてできれば名市大で、国際的なチャンスを是非掴んでください。名市大の強みは、大変な時にみんなが支えてくれる、暖かさです。