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2006年7月例会 ・一般講演 1. 食餌制限ラットにおける下顎骨・脛骨骨密度の加齢変化と修飾要因 5. Histopathology of inner ear in the joggle mutant mouse and its gene mapping on chromosome 6 6. 沖縄で発見されたアルビノ様野生スンクスの遺伝様式と系統育成 7. 癌型Rasとp53機能喪失にの協調による多形型横紋筋肉腫の発生 8. 中枢神経,神経提細胞特異的な癌型N-Ras発現による神経線維腫症病態モデルマウスの作製 9. Pur-1遺伝子領域を導入したコンジェニックラットにおける蛋白尿発症 11. ヒメコミミトガリネズミCryptotis parvaの米国からの導入―齧歯目・ウサギ目以外の哺乳類の輸入とその経緯― |
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・特別講演「神経堤細胞と器官形成」 |
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近年「幹細胞研究」の急速な発展に伴い,幹細胞を用いた細胞あるいは器官レベルの再生による疾患治療の可能性が議論されている。幹細胞は胚性幹細胞 (ES) と組織幹細胞に大別される。胚性幹細胞は様々な細胞系譜に分化でき,我々もマウスES細胞から血液細胞,神経堤細胞由来の色素細胞の誘導に成功している。しかし,ES細胞はその全能性ゆえに腫瘍化が指摘され,再生医療における大きな問題点を抱えている。 以上から神経堤細胞が,様々な器官で器官形成に関与していることが確認できた。また,多能性細胞を含む様々な分化能を持つ神経堤由来の細胞が歯や胸腺を始めとする様々な器官に存在する可能性があり,これら神経堤由来幹細胞を用いた細胞あるいは器官の再生の可能性についてもお話したい。 |
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