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2006年7月例会 ・一般講演 1. 食餌制限ラットにおける下顎骨・脛骨骨密度の加齢変化と修飾要因 5. Histopathology of inner ear in the joggle mutant mouse and its gene mapping on chromosome 6 6. 沖縄で発見されたアルビノ様野生スンクスの遺伝様式と系統育成 7. 癌型Rasとp53機能喪失にの協調による多形型横紋筋肉腫の発生 8. 中枢神経,神経提細胞特異的な癌型N-Ras発現による神経線維腫症病態モデルマウスの作製 9. Pur-1遺伝子領域を導入したコンジェニックラットにおける蛋白尿発症 11. ヒメコミミトガリネズミCryptotis parvaの米国からの導入―齧歯目・ウサギ目以外の哺乳類の輸入とその経緯― |
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1. 食餌制限ラットにおける下顎骨・脛骨骨密度の加齢変化と修飾要因 |
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伊藤美武1,3,篠原 淳2,3,佐藤秩子3,田中 愼1,4,山田史郎2,3 【目的】食餌制限により寿命の延長したラットの骨密度の加齢変化とその修飾因子を検討し,骨密度の加齢変化に関わる病的老化の抽出を試みた。 【結果および考察】頸骨(全体)の骨密度はAL群で12か月,DR群では遅れて24か月より緩やかに低下し,特に上関節部に著明な低下が観察された。この骨密度低下の傾向は脛骨に付属する前脛骨筋重量減少(萎縮)の推移と極めて良く一致した。一方,下顎骨(全体)骨密度と咬筋重量には加齢に伴う低下はみられなかった。また,前脛骨筋には筋変性症の障害の程度(AL群>DR群)が24か月より強く観察され,筋の萎縮に加え骨への負荷の低減が伺われたが,骨密度と同様にこれらの変化も終生運動する咬筋にはみられなかった。一般に骨密度は加齢と共に低下すると考えられているが,実際は対象とする骨の別とそれに付属する筋肉の変性・萎縮の程度,栄養環境要因,運動量など,多くの要因が複合的に影響した結果であると考えられた。 |
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