初期研修プログラム

協力型病院連携研修プログラム(たすきがけコース)

大学病院と一般病院の各々のメリットを生かし、
それぞれ1年間研修します。

たすきがけ

1)中規模病院でのたすきがけ研修

最近、研修医からの評価が高い中規模の一般病院でのたすきがけ研修です。診療科間の垣根が低い中規模病院のメリットを活かして、一般疾患に対する総合的な診療能力を中心に、指導医や他のスタッフとの人間的なふれ合いを通して中身の濃い研修が可能です。

2)大型病院でのたすきがけ研修

臨床研修で高い実績のある規模の比較的大きな一般病院でのたすきがけ研修です。救急をはじめとする豊富な症例数と指導体制により、全ての診療分野を広く経験できるとともに、各病院の特色ある専門分野を選択研修することが可能です。

3)名古屋市立大学医学部附属医療センターとの連携研修

名古屋市立大学病院と東部および西部医療センターをシームレスに一体化した計1800床余の病床からなる急性期医療コンプレックスの中で、各構成機関の得意とする研修領域を自由に組み合わせて研修することが可能なプログラムです。

両センターと名古屋市立大学病院が、大きな医療コンプレックスの中での、人材の弾力的な配置と、スムーズな連携診療が可能となりました。また、東部医療医センターには「心臓血管センター」と「脳血管センター」、西部医療センターには「周産期母子医療センター」が置かれ、専門診療における有機的な機能分担を実現しています。

 

モデルコース

1年目

連携病院ごとの個別プログラムに応じた研修

※1年目にどれだけ必修・選択必修科目を履修できたかによって2年目の研修の自由度が変わります。
詳細は希望する病院の個別プログラムを確認してください。

2年目

4月 必修1ヶ月 地域医療
5月必修1ヶ月救急科
6月

選択10月

肝・膵臓内科
7月 内分泌・糖尿病内科
8月 消化器・一般外科
9月 眼科
10月 心臓血管外科
11月 呼吸器外科
12月 皮膚科
1月 形成外科
2月 耳鼻いんこう科
3月 救急科

※上記2年目の例は1年目の連携病院での研修で、地域医療、救急科以外の全ての必修科目を履修したケースです。
※4週間を1タームとしてローテートするため、実際のローテートは月単位ではありません。

  • 必修科目:内科24週、救急科8週(1年次4週、2年次4週)、外科4週、小児科4週、産婦人科4週、麻酔科4週、精神科4週、地域医療4週
  • 選択科目:約30診療科を選択 (診療科はこちら

連携病院、協力型病院

1年の研修が可能な病院

地域医療研修が可能な施設

医療法人笠寺病院 愛知県厚生農業協同組合連合会足助病院
志摩市民病院 名古屋市総合リハビリテーションセンター
国民健康保険上矢作病院 新城市民病院
名古屋市精神保健福祉センター 新城市作手診療所
日間賀島診療所 愛知県赤十字血液センター
愛知県厚生農業協同組合連合会
知多厚生病院附属篠島診療所
 

当病院を協力型とする病院

(令和7年度時点)

名古屋市立大学医学部附属東部医療センター 名古屋市立大学医学部附属西部医療センター
愛知県厚生農業協同組合連合会海南病院 みなと医療生活協同組合協立総合病院
独立行政法人労働者健康安全機構旭労災病院 豊川市民病院
愛知県厚生農業協同組合連合会稲沢厚生病院 蒲郡市民病院
愛知県厚生農業協同組合連合会知多厚生病院 三重県厚生農業協同組合連合会いなべ総合病院
一宮市立市民病院 総合大雄会病院
社会医療法人宏潤会大同病院