臨床研修歯科医

歯科口腔外科 菱田 純代先生

名市大病院の初期研修プログラムの特長

当科の研修プログラムはタイプにもよりますが、外来と病棟を数か月ずつ行っていきます。外来では指導医と一緒に初診患者の対応や、緊急入院や緊急処置について学んでいきます。また週1日他の指導医と一緒に歯科治療を行う事により、口腔外科だけでなく歯科医として必要な歯科治療の技術を習得することが出来ます。

病棟では指導医・上級医とチームを組んで、入院患者の処置や治療に当たります。それぞれ研修を通じて基礎を学ぶのに適したプログラムになっております。またプログラムによっては研修協力施設での研修が盛り込まれています。

指導の上で重視していること

口腔を単なる局所として捉えるのではなく、全身の臓器の一つとして考えることができる歯科医師になって頂きたいと思っています。そのため歯科の分野にとどまらず、全身の知識も得られるように指導を行っています。

 

学生のみなさんへ

学生の本分は勉強ですので、しっかりとそこに時間を費やしてください。歯科医師となってからは6年間での学習が基本となります。もちろんそれだけではなく、部活動やバイトなど学生生活もしっかりと楽しんでください。この間の経験がその後の歯科医師としての幅を広げていくと思います。

研修医のみなさんへ

当院は大学病院という専門機関であり、様々な疾患を持った患者さんを診察することが多いと思います。当科では確立された研修プログラムが組まれており、外来・病棟ともに充実した内容になっています。また研修終了後も続いて、後期研修や大学院を選択することが出来ます。
現在は見合わせておりますが、医局での行事が定期的に開催されており医局員同士の交流も活発です。文武両道な教授の指導の下フットサルや、バーベキューなど行っており、普段と違う先生達の一面を見ることが出来ます。

今後の歯科医師としての道を究めていく一歩として、当科での研修を希望してくれることをお待ちしております。