名古屋市立大学蝶ヶ岳ボランティア診療班

設置に至る背景

北アルプス蝶ヶ岳山系は標高2,600〜2,800mの山域で,松本市,上高地からのアプローチも短いために,中高年者の入山者が増加し,患者数も増えています.同山系では過去11年間に高山病による死亡2名をはじめ,年間3例程度のヘリコプター出動要請を行っている状況です.山頂から最も近い医師の常在する場所へは徒歩で5時間を要します.夏期シーズン中だけでも山小屋に医師が常在することは,登山者の健康管理に多大な貢献をすることになると思われます.自然を愛好し,かつ登山者の安全確保に関心を持ってくださる皆様のボランティア精神によって,山岳診療所を開設することになりました.

Access counter: since July 29, 1999




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