ボランティア診療班参加者および同伴者の宿泊経費支払い方法

    蝶ヶ岳ボランティア診療班は、ヘリコプターでヒュッテへ荷揚げされている根菜類(人参、ジャガイモ)、卵、肉類、味噌、塩などの基本食材は、必要十分量を各班の計画書としてヒュッテに提示することで、現物支給を受けることができます。ただしヘリコプター荷揚げ作業は天候によって中止されることがあるので、気象状況によっては種類と量が制限されることがあり、臨機応変に食材の種類や量を調節する必要があります。食料計画書に、ご飯を食べる人数を記入し、食事ごとに櫃で暖かいご飯をお櫃で受けられます。朝食時に、昼食用(おにぎりなどの行動食等)の特別に必要となるご飯量も計画書に記入することで支給されます。これら滞在費用は、運営経費として一日一人1000円の計算をして、蝶ヶ岳ボランティア診療班から一括してヒュッテ側に支払っています。

  1. 学生および教員スタッフ:
    冬期小屋または、炊事用テントで宿泊する、ボランティア診療班の班員(学生、医師、看護師、教員スタッフ)として参加登録している場合は、宿泊経費の個人負担はありません。

  2. 同伴者が冬期小屋またはテントで宿泊する場合:
    班員がご家族等を連れて入山する場合も、学生班の食料計画書に加える必要があります。事前に運営委員会に入山計画書を提出し、学生班の食料計画書に記載される限り、現地で宿泊料金の支払いは不要です。ただし参加者一律、一日1000円計算でヒュッテ側に宿泊経費を支払っていることをご理解いただき、同伴者の経費として、人数×滞在日数×1000円で計算して、蝶ヶ岳ボランティア診療班に事前に納めて下さい。蝶ヶ岳ボランティア診療班参加人数に加えて宿泊経費を計算してヒュッテ側に支払います。

  3. 同伴者が客室で宿泊する場合:
     A:入山計画書を運営委員会に提出し、班長が事情を理解している場合には、半額(4500円/一泊二食)で事前に蝶ヶ岳ボランティア診療班へ納めて下さい。ヒュッテに当着した時点で、班長からヒュッテ受付へ「蝶ヶ岳ボランティア診療班扱いで、客室と食事の用意を御願いします。」と伝えて、宿泊受付を済ませて下さい。現地での宿泊料金の支払いはありません。 B:入山計画書の事前提出が無く、現地班長が事情を把握していない場合は、一般登山客として一般宿泊料金(2006年現在:9000円/一泊二食)を現地受付で、個人責任でお支払いいただき宿泊して下さい。

    以上、蝶ヶ岳ヒュッテオーナー 神谷圭子さまと合意しました。

    2006年10月30日

    名古屋市立大学蝶ヶ岳ボランティア診療班運営委員長 三浦 裕


    補足:

    蝶ヶ岳ボランティア診療所規約の第1条、第6条からの抜粋
    • 第1条 人命救助や健康管理の重要性を認識し、ボランテイア医療活動を通じた社会的貢献を目指す。高地医学、遠隔地医療、および環境保全の研究・教育の場とする。
    • 第6条 診療班員は設置場所が国立公園内であることを認識し、環境保全に協力する。

    同伴者も、その年齢、性別、職業などの適性に応じて、班員と協力して雲上セミナー、機材運搬、掃除、炊事、ゴミ回収など幅広い観点からボランティア診療班活動にご協力いただけるようお願い申し上げます。

    2008年9月9日

    名古屋市立大学蝶ヶ岳ボランティア診療班運営委員長 三浦 裕

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    (Last modification, September, 9. 2008)