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大原弘隆 挨拶

幅広い総合医の育成を目的として2009年10月に新設された教室です。地域医療から先進病院に至る様々な医療ニーズの中で総合医療はますます重要性を増してきています。患者さんにとって何が本当に必要な医療サービスなのかを的確に理解し、持ちうる医療知識や技術で迅速に診断に結び付け、最も適切と考えられる医療サービスを紹介できるようなバランスと応用力を兼ね備えた医療人を育成したいと考えています。

総合医療は医療の基本であるとともに、医療の集大成でもあります。基本を忘れることなく、診療技術と診断推論を研鑽しあいながら、診療の標準化を目指しています。また、高度な専門医療にも理解を深めるとともに、それらをうまく統合することにより、医療を縦横に理解できるように心掛けています。そうすることが、患者さんに少しでも良い診療ができたらと願う気持ちに通じています。

総合医には様々な形態があり、柔軟に対応できるよう育成カリキュラムも自由度を高くしています。また、ネットワーク医療の改良によって、地域と都市部の物理的な距離を無くし、医療だけでなく、研修指導などの点でも格差の少ない新しい教育システムを作れるよう取り組みを始めています。

まだスタッフは数も経験も少ないですが、新しい教室作りに意欲的で、魅力的な人材が揃いつつあります。これからもより一層充実した教室作りを目指していますので、総合医療に魅力を感じる医師・研修医の皆様が、一人でも多く集まって下さることを期待しています。

教授 大原弘隆

略歴

昭和59年3月 名古屋市立大学医学部卒業
昭和59年5月 名古屋市立大学病院 研修医
昭和60年7月 名古屋市立緑市民病院内科 医員
昭和61年7月 岐阜県立多治見病院消化器科 医員
平成5年1月 名古屋市立大学病院第一内科 臨床研究医
平成6年4月 名古屋市立大学病院第一内科 研究員
平成8年1月 名古屋市立大学病院第一内科 助手
平成11年2月 名古屋市立大学病院第一内科 講師
平成12年2月 米国カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校 留学
平成15年4月 名古屋市立大学大学院臨床機能内科学分野 講師(改組)
名古屋市立大学病院肝膵臓内科 副部長(兼務)
平成19年4月 名古屋市立大学大学院消化器・代謝内科学分野 講師(改組)
平成19年7月 名古屋市立大学病院肝膵臓内科 部長(兼務)
平成19年11月 名古屋市立大学大学院消化器・代謝内科学分野 病院准教授
平成20年8月 名古屋市立大学大学院消化器・代謝内科学分野 准教授
平成21年10月 名古屋市立大学大学院地域医療教育学分野 教授
名古屋市立大学大学院地域医療学寄附講座 主任教授
名古屋市立大学病院総合内科・総合診療科 部長
救命救急センター長
平成28年4月 名古屋市病院局局長
令和3年4月 名古屋市立大学医学部附属西部医療センター病院長
名古屋市立大学 理事
現在に至る

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所属学会

日本病院総合診療医学会 評議員、認定医
日本内科学会 評議員、指導医、認定医
日本消化器病学会 財団評議員、指導医、専門医
日本消化器内視鏡学会 社団評議員、指導医、専門医
日本膵臓学会 指導医
日本消化管学会 評議員
日本肝臓学会 会員
日本胆道学会 評議員

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