総合内科・総合診療科のご案内
総合内科・総合診療科のご案内
2007年に患者中心医療と総合医療研修の重点化を目的に内科的総合医療チーム「コア診療ユニット」が結成されました。診療チームでは、多臓器に問題を抱えたり、臓器別疾患に分類されにくい全身疾患、症候があっても診断がついていない患者さんなどの診療を受け持ち、市立大学病院の多くの診療科と協力しながら、総合的な患者さんのマネージメントを行ってきました。この活動を基に、2009年10月に地域医療教育学分野が新設されると同時に、病院診療科として「総合内科・総合診療科」を標榜することとなりました。
従来の診療科では統合的な診療や研修が困難でしたが、私たちは患者さんやや地域のニーズに合わせた、幅を持った診療を提案していきたいと考えています。標準的な診療をよく理解した上で、さらに自由な発想で活躍できるユニークで幅広い守備範囲を持つ新世代の医師を目指します。
特色
総合内科・総合診療科では研修医・学生教育を特に重視しており、単に診療するだけではなく、患者さんの診療を通じて研修医も指導医もそこから何を学ぶかを絶えず意識しながら診療に当たるように指導しています。
スタッフ紹介
兼松孝好 | 講師 | 総合内科学、医学教育、消化器内科学(特に肝臓病学) |
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赤津裕康 | 教授 | 老年内科学、臨床栄養学、神経病理学 |
鈴木幹三 | 寄附講座講師 | 呼吸器内科学 |
堀 寧 | 寄付講座助教 | 消化器内科(特に膵胆道病学) |
大原弘隆 | 教授 | 総合内科学、医学教育、消化器内科学(特に膵胆道病学) |
荒川和幸 | 寄附講座助教 | 総合内科学、公衆衛生学 |
外来診療
毎週金曜日の内科初診外来を兼松が担当しています。
午後からの時間外受診をされる内科初診患者さんの診療を、当日の外来担当医が行っています。
入院診療
約10床程度の総合内科・総合診療科病床を有しており、外来診察で入院が必要と考えられた患者さんの入院診療を行っています。主に、時間外・救急外来からの緊急入院が多いですが、他病院において診断困難な症例や、単一診療科では扱いにくい複合疾患症例なども担当しています。
外来担当医師や診療に関するご案内は、病院のホームページをご覧ください。
https://w3hosp.med.nagoya-cu.ac.jp/section/department/sogonaika/
患者様のご紹介
近隣の医療施設の皆様へ
名古屋市立大学病院 総合内科・総合診療科にご紹介頂く場合には、紹介状を作成の上、下記の要領にてご紹介願います。
●緊急性が高い場合
代表電話まで直接ご相談ください。(代表:052-851-5511 内線3939)
●上記以外
市大病院地域連携室(052-858-7131)までご連絡下さい。
いずれにおきましても、事前にご報告頂く情報がございましたら、当教室FAX(052-853-0027)までご送信願います。