名古屋私立大学病院 皮膚科 外来診療
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アトピー性皮膚炎の治療・潰瘍治療・レーザー治療

アトピー性皮膚炎

入院教育について

入院教育により、アトピー性皮膚炎への正しい知識と処置の仕方を覚えていただきます。入院教育

主旨

アトピー性皮膚炎について、病態や治療、スキンケアーなどの基本的事項を学び、 退院後の治療、生活に役立てる。 (軟膏の塗り分けが自己にて毎日行えるか、など。)

内容

  • アトピー性皮膚炎の病態、治療
  • スキンケアー
  • 生活指導
  • 栄養指導 薬剤説明上記ついて、医師、看護師、薬剤師、管理栄養士から個別に講義。 (同時に複数入院あるときはいっしょに講義を受ける)

スケジュール

  • 入院日:木曜
  • 退院日:木曜
  • 入院期間:2週間   (詳しい日程や内容については入院当日に説明)

潰瘍治療

皮膚再生・潰瘍

本外来は皮膚の再生を目指す外来です。

難治性皮膚潰瘍や白斑(尋常性)の患者さんが、処置や手術のために通院されます。
皮膚潰瘍とは皮膚に傷が出来てなかなか治らない状態を指します。
白斑は皮膚に存在するメラノサイトという色素を産生する細胞がうまく働かなくなった状態を指します。

皮膚潰瘍はさまざまな原因でおこることが分かっています。何らかの外からの影響(やけど・けが・とこずれ)、血管の変化(動脈・静脈・その両方によるものがあります)、感染症(バイ菌と呼ばれる細菌だけでなくウィルス・カビ類・結核菌類も含まれます)、皮膚がんなどが原因となることがあります。 その原因に対する治療が最優先になります。外用薬などによる一般的な治療に加えて、必要があれば入院をおすすめして、最善と考える治療法を提供しています。

糖尿病の治療

その中でも、糖尿病が原因の潰瘍や動脈が問題でできる潰瘍に対してはある程度の成果を上げています。
骨が露出した潰瘍に対して、潰瘍の状態が落ち着いてから骨を削って内部から出血させ、その後すぐに血を貯めるようにフィルムで覆います。
黒く乾燥していた傷や黄色い膿でドロドロしていた傷が、1−3週間で赤い治りそうな傷に変化すれば、好機を逃さないように吸引水疱蓋移植という特殊な皮膚移植をします。
この皮膚移植は皮膚がつく確率は低いものの、皮膚を採ったところの痛みは少なく、傷跡もほとんど残らない特徴があります。さらに最終的にその場にふさわしい皮膚へと変化していきます。

レーザー治療

CO2レーザー治療について

対象疾患

尋常性疣贅、脂漏性角化症、母斑細胞母斑、血管拡張性肉芽腫、感染性肉芽腫、汗管腫、表皮母斑など

YAGレーザー治療について

対象疾患

老人性色素斑、雀卵斑、扁平母斑など

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