名古屋私立大学病院 皮膚科 外来診療
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研究テーマ・研究風景

研究テーマ

1.光線治療の機序解析とその臨床への応用・機器開発

2.新たなアレルギー疾患治療の開発

3.紫外線・タバコによる皮膚老化に対する機序解析と抑制物質の探索

4.ランゲルハンス細胞を利用した免疫制御

5.上皮間葉系相互作用を通じた皮膚疾患病態解明及び再生医療に関する研究について

6.紫外線照射が原因となる皮膚癌(有棘細胞癌、基底細胞癌及び悪性黒色腫)の発症機序解明に

  関する研究について

研究風景

「臨床をより高いレベルから眺め、考えるために研究をする」

研究風景1

 名古屋市立大学皮膚科には、非常に豊富な症例数、臨床経験があります。

 「あの患者さんは簡単に治るのに、どうしてこの患者さんは治りが悪いのだろうか。」 日常臨床経験の中から様々な疑問が生じてくるのは自然なことであり、我々はこの疑問を、既存の教科書や論文の知識だけではなく、研究という方法を用いて、より高い位置から眺め、臨床を考えることを目的として研究に取り組んでいます。


 決して研究のための研究に終わるのではなく、論文のために研究するのではなく、研究という考え方を身につけることで、未知で難治な疾患や、新しい治療法に挑むことができる、大きな大きな臨床力を培うことが目標なのです。研究という考え方を身につけた後、臨床の世界が今までと全く違うものに映る、そういう体験ができるのは、臨床と研究を別のものと考えない、「自然科学のホント」を見つけにいく姿勢が当研究室にはあるからです。


 研究に必要の機器は、ほとんどが皮膚科研究室にありますので、明日から、最新の研究を始めることができます。よくある「エビデンス」という言葉で臨床の中での疑問を解決できるようにも思うかもしれませんが、自分の力で、新たなことを見つけたり、解決したりすることは、非常に楽しいことでもあり、良い思い出にもなります。ここでの研究から、エビデンスを作ることも出来るのです。


研究風景

 名古屋市立大学皮膚科では伝統的に紫外線に関する研究が多く、当研究室から世界に発表された新しい発見も多く存在します。紫外線は皮膚免疫に非常に大きな影響を与えるため、表皮細胞、ランゲルハンス細胞、Tリンパ球をターゲットに研究を進めています。加えて紫外線発癌についても研究を進め、光線療法の皮膚への有効性と有害性を分子レベルで探究し続けています。紫外線との関連の深い色素細胞についても、その発生から分化、悪性化や色素異常症について、豊富な臨床症例とリンクした研究を行っています。

また加齢・環境皮膚科学教室である当教室では、紫外線・タバコや環境汚染物質による皮膚老化の調査・研究も大きな規模で行っています。


 さらには、光線治療の機序解析とその臨床への応用・機器開発、新たなアレルギー疾患治療の開発なども多数すすめ、特許性のある仕事として、名古屋市立大学機関帰属特許第1号、名古屋市立大学機関帰属からの実用化第1号など、産学連携にも、力を入れています。
研究も一緒に楽しみましょう!!!


リサーチセミナー

 2016年   2015年   2014年   2013年   2012年   2011年

 2010年   2009年   2008年   2007年   2006年   2005年


日付 会議室 講師(所属) タイトル
46 2016/12/6

研究棟臨床セミナー室

Dr.Serena Lembo(Department of Dermatology University of Salerno)

From the light to the dark:immunity and more

45 2016/8/2 研究棟臨床セミナー室

伊藤孝明先生(兵庫医科大学皮膚科)

下肢静脈瘤の治療―すべき事と、してはいけない事―」

44 2015/12/10

研究棟臨床セミナー室

Dr.Nick Reynolds(Dermatological Sciences Institute of Cellular Medicine Newcastle University)

Systems Dermatology:an overview and studies of epidermal remodelling in psoriasis

43 2015/9/4 研究棟臨床セミナー室

種瀬啓士先生

(慶應義塾大学医学部皮膚科)

米国での皮膚悪性腫瘍医療の現状と腫瘍微小周囲環境の検討
42 2014/7/15 研究棟臨床セミナー室

遠藤 幸紀先生

(岩手医科大学皮膚科) 

生物学的製剤による乾癬治療
〜見えてきたもの、見えそうなもの〜
41 2014/6/26 研究棟臨床セミナー室

Su I-hsin

(NANYANG TECHNOLOGICAL UNIVERSITY,Singapore)

Polycomb Group Protein Ezh2 Regulates Integrin-Dependent Leukocyte Migration via Talin Methylation
40 2013/4/11 研究棟第4会議室

宋 海俊先生

(Department and Dermatology Korea University)

韓国の乾癬

 Psoriasis in Korea

39 2013/1/28 研究棟第1会議室

松江弘之先生

(千葉大学医学部皮膚科)

肥満細胞の多面性
38 2012/12/5 研究棟第4会議室

Alain Mauviel

(Group Leader,Institut Curie,Orsay,France)

The TGF-beta/SMAD/GL12 axis in the control of pigmentation and melanoma progression
37 2012/9/13 研究棟第1会議室

椛島健治先生

(京都大学医学部皮膚生命学講座)

当科で行ってきた最近の皮膚免疫研究
36 2012/8/1 研究棟第4会議室

鶴田大輔先生

(大阪市立大学医学研究科皮膚病態学)

ケラチノサイトにおける2つの細胞−細胞外マトリックス接着装置ヘモデスモゾームとフォーカル・コンタクトの動態
35 2012/7/26 研究棟第4会議室

杉浦一充先生

(名古屋大学医学部皮膚科)

Lens epithelium-derived growth factor
34 2012/5/25

研究棟

第1会議室

永尾圭介先生

(慶応義塾大学医学部皮膚科)

皮膚免疫システムの解読を目指して
33 2012/4/13

研究棟

第1会議室

平川聡史先生

(浜松医科大学医学部皮膚科)

リンパ管新生:病的環境における分子機構の解明
32 2012/4/4 研究棟第4研究室 

大竹直樹先生

(海岸通り皮ふ科)

明日からの診療が楽しくなる ワクワク皮膚科漢方治療

すべては患者さんの笑顔のために

31 2012/2/3 安保ホール601号室

田中靖人先生

(名古屋市立大学大学院医学研究科ウイルス学)

慢性C型肝炎の最新の治療

30 2012/1/20

研究棟

第1会議室

安友康二先生

(徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部・生体防御医学分野)

炎症を制御するネットワーク
29 2011/11/11

研究棟

2階第2会議室

玉井克人先生

(大阪大学大学院再生誘導医学)

骨髄は皮膚をつくれるか?
28 2011/10/27 病棟10階第4会議室

田中良哉先生

(産業医科大学第1内科)

生物学的製剤による治療革命:

関節リウマチに対するインフリキシマブ治療から学べること

27 2011/10/11

研究棟

第1会議室

Andrea Vierkotter

(IUF-Leibniz-Institut fur Umweltmedizinische Forschung an der Heinrich-Heine-Universitat Duesseldorf)

Environmental and Genetic Influences on Skin Ageing in German and Japanese Women
26 2011/8/26

研究棟

第1会議室

小豆澤宏明先生

(大阪大学医学部皮膚科)

フローサイトメトリーを用いた薬剤によるリンパ球幼若化試験(DLST)
25 2011/8/2

研究棟

第1会議室

Leihong Flora XIANG MD PhD

(Department of Dermatology Huashan Hospital,Fudan University)

The Identification and Differentiation of Hair Follicle NCSC to Melanocytes
24 2011/6/30 病棟10階第4会議室

坂野章吾先生

(愛知医科大学腎臓・リウマチ膠原病内科)

MTXを安全に使用する為に
23 2011/1/18 病棟10階第5会議室

松井宣夫先生

(名古屋総合リハビリテーションセンター)

リウマチの関節の診方〜触診と画像診断〜

22

2010/12/9

皮膚科

カンファ

松本一彦先生

(財団法人食品農医薬品安全性評価センター)

Pharmaco AnalystUを使いこなすために
21 2010/11/22

分子研

5F

会議室

高島明先生

(Department of medical microbiology and immunology,University of toledo college of Medicine,toledo,ohaio,USA)

Discovery of a new dendritic cell subset,termed"gr-DC",derived from an immature granulocyte population
20 2010/6/24 研究棟2F/4

松本一彦先生

(鳥居薬品顧問)

Pharmaco AnalystUを使いこなすために
19 2010/5/27 研究棟2F/3

Peter Y.Shane,MD

(東京医科歯科大学膠原病・リウマチ内科 臨床准教授 Centocor ortho biotech services LLC)

関節病変の評価方法
18 2010/4/8

研究棟

2F臨床セミナ

神戸直智先生

(千葉大学皮膚科)

肥満細胞から自己炎症性疾患へ、

そして再び肥満細胞へ

17 2009/11/30

皮膚科

カンファ

窪田泰浩先生

(名古屋市総合リハビリセンター整形外科)

乾癬性関節炎の関節X線写真の読み方(案)
16 2009/11/17

研究棟

2F臨床セミナ

川村龍吉先生

(山梨大学皮膚科)

自然免疫、獲得免疫および自己免疫における

ランゲルハンス細胞の役割

15 2009/10/15

研究棟

1F/1

石原剛先生

(熊本大学薬学部皮膚病態治療再建学分野准教授)

口唇と顎部の再建:

粘膜弁からSubmental perforator flapまで

14

2008/12/10

病棟

10F/5

樊平申先生

(第四軍医大学附属西京医院/中国西安)

中国乾癬の治療

高天文教授

(第四軍医大学附属西京医院/中国西安)

軍医大学と皮膚科の紹介
13

2008/10/10

研究棟

2F/2

清原祥夫先生

(静岡がんセンター皮膚科)

皮膚腫瘍の超音波診断

〜高周波からドプラへ、そしてエラストまで〜

12

2008/9/30

研究棟

2F臨床

セミナ

山ア小百合先生

(Lab.Cellular Physiology and Immunology The Rockefeller University,NY,USA)

Dendritic cells are specialized antigen presenting cells to control antigen-specific Foxp3+regulatory T cells
11

2007/10/25

研究棟

11F/B

大山学先生

(慶応大学医学部皮膚科講師)

Dissecting out molecular signatures of human hair follicle key components

−ヒト毛嚢再生に向けて私の考えるアプローチ−

10

2007/8/23

研究棟

2F臨床

セミナ

玉井克人先生

(大阪大学遺伝子治療学准 教授)

見えてきた先天性表皮水疱症の治療法開発
9

2007/3/30

皮膚科

カンファ

安藤秀哉先生

(神戸スキンリサーチインスティチュート)

チロシナーゼの品質管理を介した

メラニン生成抑制作用機序

8

2007/3/2

皮膚科

カンファ

前田 晃先生

(キール大学皮膚科)

Characterization of regulatory T cells induced by extracorporeal photopheresis
7

2007/1/25

皮膚科

カンファ

池畑広伸先生

(東北大学ゲノム生物学分野)

UVAの皮膚ゲノム毒性
6

2006/9/22

皮膚科

カンファ

清水淳先生

(国立長寿医療センター研究所老化機構研究部・免疫研究室 室長)

老化と免疫抑制性CD4T細胞
5

2006/4/28

皮膚科

カンファ

東山繁樹先生

(愛媛大学システムバイオロジー部門分子ネットワーク解析学講座 生化学分子遺伝子学分野

細胞増殖と増殖抑制解除の共役分子機構
4

2006/2/17

皮膚科

カンファ

熊本忠史先生

(三重大学小児科)

樹状細胞ワクチンを用いた造血細胞移植後の

ウイルス感染予防法の開発

3

2005/9/28

研究棟

2F/2

市橋正光先生

(神戸大学名誉教授photoaging and Anti -photoaging)

エネルギー・活性酸素による老化機構
2 2005/8/25

研究棟

11F/B

白方裕二先生

(愛媛大学皮膚科)

細胞増殖因子と培養表皮シート

花川靖先生

(愛媛大学皮膚科)

細胞接着と皮膚疾患
1 2005/7/1 皮膚科
カンファ

三浦裕先生

(名市大分子神経生物学)

ホメオティック因子ATBF1発見の歴史
‐個体発生・組織分化・発癌を制御するシグナル伝達因子‐

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