私たちの脳はどうやって記憶を作り、思い出すのか。思い出せなくなった記憶を回復できないか。脳の仕組みを明らかにし、記憶が関わる疾患の治療法の開発を目指します。

Our missions are to elucidate the neural mechanisms that regulate learning and memory and to develop how to treat memory-related psychiatric disorders.

記憶、というと過去の情報を保存するだけのように思うかもしれません。しかし実際には、脳の記憶システムは過去をもとに未来の行動を決定する重要な脳機能です。例えば、勉強を頑張って成績が伸びた経験によってさらに勉強する行動に結びついたり、逆に負の記憶によってその後の行動のモチベーションが低下し、場合によってはPTSDやうつ病が引き起こされたりします。また認知症では記憶がうまく働かず、当たり前の日常生活ができなくなってしまいます。私たちは記憶の脳内メカニズムを明らかにすることで、記憶が関連する精神・神経疾患の治療に貢献することを目指しています。

記憶や記憶障害の治療に興味のある
皆さんの参加を待っています

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最近の研究室ニュース

  • 基礎自主研修スタート

    2024年8月 3年生の基礎自主研修が始まりました。10月には薬学部からも3年生が加わります。

  • 大学丸ごと研究室体験

    2024年8月高校生が研究室に来て、ラボメンバーと研究を体験し、発表を行いました。

  • 論文を発表

    2024年6月 横井さんが筆頭著者の論文をMolecular Brain誌に発表しました。「忘れた記憶を再び思い出せるようにする神経細胞」(プレスリリース)