大学における履修証明制度について

平成19年の学校教育法の改正により、大学、大学院、短期大学、高等専門学校、専門学校（以下「大学等」という。）における「履修証明制度」が創設され、平成19年12月26日より施行されました。

大学等においては、これまでも科目等履修生制度や公開講座等を活用して、その教育研究成果を社会へ提供する取組が行われてきたところですが、より積極的な社会貢献を促進するため、学生を対象とする学位プログラム（修士課程、博士課程等）の他に、社会人等の学生以外の者を対象とした一定のまとまりのある学習プログラム（履修証明プログラム）を開設し、その修了者に対して法に基づく履修証明書（Certificate）を交付できるようになりました（学校教育法第105条等）。

「名市大　医療・保健学びなおし講座」は、この履修証明制度に基づき、社会人等に対する多様なニーズに応じた体系的な教育、学習機会の提供を促進するために開講しています。本講座で設定した要件を満たし、履修証明試験を受験し合格した修了者には、名古屋市立大学より学校教育法の規定に基づくプログラムであること及びその名称等を示した履修証明書を交付いたします。

詳しくは、下記文部科学省のページをご覧下さい。

文部科学省「大学等の履修証明制度について」http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shoumei/

単位認定制度と履修証明

各科目の受講に際しては、毎回講義終了前の１０分間で、簡単な小レポートと授業評価を記入して頂きます。小レポートの結果および出席状況に基づき成績評価を行います。各科目の出席点と筆記試験点（小レポート）をそれぞれ１００満点とし、合計１２０点以上で当該科目の受講修了書（２単位相当）を授与します。出席点は１５コマ出席で１００点、以下比例配分し、９コマ６０点を最低必要点となります（補講のネットストリーミング受講は１/２換算になります）。

合計6科目12単位以上の受講修了書を得ると、「履修証明試験」の受験資格が得られます。6科目以上受講修了し、かつ、「履修証明試験」に合格した者には履修証明書を授与します。