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お知らせ

抗がん剤の自動調製機「CytoCare®」を導入しました

[公開日]2012年5月1日

喜谷記念がん治療センター入口
喜谷記念がん治療センター入口

平成24年5月に、腫瘍の総合的な治療センターとして「喜谷記念がん治療センター」が設立されました。この腫瘍センターの設立主旨は、高度な診断や集学的な治療を行うため、最新の機器を備えた施設を整備することで、地域がん診療連携拠点としての当院の役割を充実することにあります。

当センターの整備については、世界中で広く使用されている抗がん剤の一つであるオキサリプラチンの開発者である、元名古屋市立大学薬学部長の、故・喜谷喜徳名誉教授が設立された「喜谷基金」より充てられました。

ChemoSHIELD®
ChemoSHIELD®

当センターの注射薬調製室に、Health Robotics社製の抗がん剤の自動調製機であるCytoCare®を導入しました。抗がん剤の調製を無菌環境下で自動的に行う装置です。閉鎖的環境で調製を行うため、抗がん剤調製時の曝露の危険性を最小限に抑えます。医療従事者の被曝の問題は、数々の研究結果から、その対策の必要性とされてきました。また、CytoCare®と同時に、THE BAKER COMPANY社製の陰圧式アイソレーターであるChemoSHIELD®を3台導入し、更なる被曝対策を推進しました。

今後も、患者さんと共に最善の治療を行うとともに、医療従事者にとってもより良い環境を整備しながら、我々は日々邁進していきます。


ChemoSHIELD®

喜谷記念がん治療センター入口


CytoCare®

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