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スタッフ紹介

名古屋市立大学大学院医学研究科 脳神経生理学のスタッフです。

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 スタッフ一覧

2016年度スタッフ一覧(2016年4月現在)
役職/所属/学年 氏名 専門・研究分野
教授 飛田 秀樹 幹細胞を用いた障害機能の再建、
脳内ドーパミン神経系の生理機能
准教授 鄭 且均 神経発生・アルツハイマー病
助教 三角 吉代 脳室周囲白質障害モデルへの細胞移植、
オリゴデンドロサイト分化機構
助教 石田 章真 リハビリによる機能回復と中枢神経系(皮質-脳幹-脊髄路、報酬系など)の可塑的変化
麻痺側の集中トレーニングによる機能回復メカニズムの検討
助教 上田 佳朋 周産期低酸素虚血モデルラットにおける障害の解析
博士課程3年 西垣 瑠里子 腸-脳循環機構に関する研究
博士課程2年
小川 紫野 低酸素性脳虚血に対する細胞移植に向けたドナー細胞の確保
博士課程2年 近藤 裕子 アルツハイマー型認知症モデルマウスの海馬におけるアセチルコリンのin vivoでの測定、その動態の研究
修士課程2年 永井 遥 注意欠陥多動性障害(ADHD)のモデルラットにおける発育期のうま味刺激による情動の変化について
MDPhDコース
M6
丸本 良介  
MDPhDコース
M5
鈴木 美菜  

 教授

飛田 秀樹  HIDA Hideki.,Professor

教授 飛田秀樹
主な研究テーマ

モデル動物を用いた障害運動機能の再生/再建、脳内ドパミン神経系の生理機能の解析

  1. 幹細胞(ES, iPS細胞)を用いた障害運動機能の再建
    • パーキンソン病脳内に発現する栄養因子の生理機能
    • 幹細胞の神経系細胞への分化誘導とその分化機構の解明
    • 発達期白質障害モデル動物の病態解析と細胞移植による障害機能の再生
    • 内包部脳内出血モデル動物の病態解析と障害機能の再生
  2. 脳内ドパミン神経系の解析
    • 発達期の豊かな飼育環境による情動行動発現メカニズムの解析
    • ADHDモデル動物において外部環境が中脳皮質辺縁ドパミン神経系に与える作用の解明
    • リハビリテーションによる脳内ドパミン系への影響の解析
所属学会
  • 日本生理学会(1991入会、1999評議員)
  • 日本神経科学学会(1991入会)
  • Society for Neuroscience (北米神経科学会)(1996入会)
  • 日本情動研究会(2006年入会)
業績について
研究業績」をご覧ください。
大学院進学をお考えの方へメッセージ

Q.1  研究室の雰囲気・良いところを教えて下さい。
ファミリー感覚を持った教室を目指しています。
(ドライな人間関係は、日本人の良い部分を無くしていると考えています)

Q.2  指導に対する思いを教えて下さい。
『将来、研究者を目指す人』のための指導をしています。

Q.3  研究に対する将来的な目標を教えて下さい。
どんな難病の研究でも、研究者自身がその挑戦を諦めてはいけない。なぜなら、患者さんやその家族は挑戦したくてもできないのだから。私は挑戦していく。

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 准教授

鄭 且均  Jung Cha-gyun.,Associate Professor

准教授 鄭 且均

主な研究テーマ
  1. 神経分化における転写因子ATBF1の機能解析
    ATBF1 (AT-motif binding factor 1)は神経細胞分化、癌の抑制因子、細胞周期に関わる転写調節因子です。現在、ATBF1 knockoutおよびtransgenicマウスを用いて神経細胞分化および細胞周期に関わるATBF1の生理的な機能を調べています。
  2. APP代謝及びAβ産生機構におけるATBF1の機能解析
    Amyloid β蛋白(Aβ)はアルツハイマー病(AD)で見られ老人班を構成する主要蛋白質であり、アルツハイマー病病態を促進させる鍵分子です。最近の研究では、ADの原因遺伝子であるアミロイド前駆体タンパク質(APP)が代謝・運送の異常を起こすことで、Aβ産生の変化が起こり、ADの発症に深く関わっていることが報告されている。従って、APPの代謝機構を明らかにすることはADの発症原因解明に重要である。
    最近、ATBF1が [1]AD脳の神経細胞の細胞質で過剰発現すること、[2]APPと結合しAPPを安定化することで、Aβの産生を増加させることを発見しました。私は、APP代謝及びAβ産生におけるATBF1の機能を分子・細胞・動物レベルで明らかにすることによって従来知られていなかった新たなAPP代謝、Aβ産生制御系の解明を目指して研究を行っています。
所属学会
  • 日本神経生理学
  • 日本神経科学会
  • Society for Neuroscience (北米神経科学会)
業績について
研究業績」をご覧ください。

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助教

 三角 吉代  MISUMI Sachiyo.,Assistant Professor

助教 三角吉代

主な研究テーマ
神経細胞移植は、障害を受けた脳機能を再建させるための方法の一つと考えられています。そのための移植ドナー細胞として、幹細胞(ES細胞やiPS細胞)が期待されています。私たちは、発達期の脳室周囲白質軟化症において細胞移植を用いた機能回復を目指しています。脳室周囲白質軟化症は、低酸素虚血により脳室周囲の白質が障害されるもので、低出生体重児における脳性麻痺の主な原因となっています。特に障害部位のなかでも、発達期のオリゴデンドロサイト前駆細胞の特異的な脆弱性が関与していると考えられています。そこでiPS細胞からオリゴデンドロサイトを分化誘導させ、白質障害モデル動物への細胞移植を行うことで、移植後の細胞生着、その後の運動機能回復を検討しています。
また、幹細胞からのオリゴデンドロサイト分化機構についての研究も行っています。
所属学会
  • 日本神経科学学会
  • 日本生理学会
業績について
研究業績」をご覧ください。

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 石田 章真  ISHIDA Akimasa.,Assistant Professor

助教 石田章真

主な研究テーマ
脳卒中や脊髄損傷、脳性麻痺等による感覚・運動機能障害は患者様の日常生活動作の遂行を著しく困難なものとし、クオリティ・オブ・ライフの低下に繋がります。高齢化社会を迎えた昨今、このような機能障害に対する効果的なリハビリテーション法の開発は喫緊の課題であると考えます。私は主に実験動物を用いた基礎科学的検討により、リハビリテーションが中枢神経系に及ぼす可塑性について研究しています。リハビリテーションが及ぼしうる様々な影響を解析することで、詳細な作用機序の解明、およびより効果的なリハビリテーション法の開発に繋げることが私の研究目的です。
  1. 内包出血モデルラットを用いた、麻痺側の集中的な使用による中枢神経系の可塑的変化
    • 集中使用に伴う栄養因子・興奮性グルタミン酸受容体の発現パターンの変化
    • 運動野の再編:体部位表現マップおよび軸索投射の変化(特に赤核への投射経路について)
  2. ドーパミン系を中心とした、中脳モノアミン神経系のリハビリによる変化
所属学会
  • 日本神経科学学会
  • 日本生理学会
  • 日本理学療法士会
  • 日本基礎理学療法学会
  • Society for Neuroscience
業績について
研究業績」をご覧ください。
大学院進学をお考えの方へメッセージ

Q.1  研究室の雰囲気・良いところを教えて下さい。
実験手技を丁寧に教えて頂ける環境だと思います。

Q.2  大学院に進学をお考えの方にアドバイスをお願いします。
大学院のみならず、研究の遂行においては自主性・自律性が重要であると感じます。ある程度具体的な目標を持って進学されるとより良いのではないかと思います。

Q.3  研究に対する将来的な目標を教えて下さい。
リハビリテーションは今後益々重要になっていく分野だと考えています。その発展に少しでも寄与出来るように日々邁進したいと思います。

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 上田 佳朋  UEDA Yoshitomo

上田佳朋

主な研究テーマ
「早産児でよくみられる脳の障害はどのように起こるのか」(発達期白質障害の解析)
周産期医療が発達するにつれて、多くの早産児の命が救われるようになりました。ところが、産まれる時点では早産児の脳は未熟な状態です。この未熟な脳は、産まれる前後の酸素欠乏状態(低酸素虚血ストレス)に弱く、様々な障害を負うリスクとなっています。脳性麻痺の原因として知られる脳室周囲白質軟化症(Periventricular Leukomalacia, PVL)も、そうした障害の一つです。
私たちの研究室では、この病態を再現した「周産期低酸素虚血モデルラット」を確立しました(*)。このモデルに対する解析が私のテーマです。具体的には肢の動きや歩行(運動機能)、脳内での電気の伝わり方(電気生理学的機能)の解析を中心に行っています。病態の詳細な解明と共に、治療法につながる研究を目指していけたらと考えています。
(*) Mizuno K, Hida H et al. Naonatology 94: 255-266, 2008
所属学会
  • 日本生理学会
  • 日本神経科学会
  • 北米神経科学学会(Society for Neuroscience)
  • 日本周産期・新生児医学会
一言コメント
生後、脳にもたらされる変化はとても神秘的です。私もこれまでたくさんの恩恵を得てきましたが、それらは何らかの形で脳のどこかに刻まれています。それは私だけでなく、全ての人に共通することです。
私の脳裏に刻まれてきたそうした「何か」に感謝しつつ、それを少しでも具体的に垣間見られたらと思っています。将来的には、脳の発達の研究を通じて、子供たちの健やかな成長に少しでも貢献できたら嬉しいです。
連絡先: yueda◎med.nagoya-cu.ac.jp (◎はアットマークに変えてください)。
業績について
研究業績」をご覧ください。

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大学院生

 西垣 瑠里子(博士課程3年)  NISHIGAKI Ruriko

清水由布子

主な研究テーマ
腸脳循環
腸と脳は互いに影響し合い、「腸は第二の脳」と言われます。うま味の成分であるグルタミン酸を飲ませると、ラットの行動が変化することがわかり始めています。腸脳循環の役割・機構の理解を深め、様々な消化器疾患や神経疾患において、その効果を確かめていくのが目標です。
所属学会
  • 日本内科学会
  • 日本消化器病学会
  • 日本内視鏡学会
一言コメント

Q.1  研究室の雰囲気・良いところを教えて下さい。
研究室の良いところは、若手が多く、女性も多く相談しやすいことです。

Q.2  大学院に進学をお考えの方にアドバイスをお願いします。
これから大学院に進まれる方、ぜひ仲間に入ってください!

Q.3  研究に対する将来的な目標を教えて下さい。
まだ大学院に入りたてでわからないことだらけですが、視野を広げるための貴重な機会だと思っています。深みのある臨床医を目指し、研究に精一杯取り組みたいと思います。

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 小川 紫野(臨床研究医・産婦人科・博士課程2年)  OGAWA Sino

主な研究テーマ
脳室周囲白質障害モデルラットへの細胞移植による機能改善
所属学会
  • 日本産科婦人科学会
  • 日本周産期新生児学会
一言コメント

Q.1  研究室の雰囲気・良いところを教えて下さい。
先生方には優しく丁寧に指導して頂けて、質問などもしやすく雰囲気の良い教室だと思います。秘書の櫻井さんもあたたかくて素敵な方です。

Q.2  大学院に進学をお考えの方にアドバイスをお願いします。
研究に関してはしっかり指導して頂ける教室です。ぜひいらしてください。

Q.3  研究に対する将来的な目標を教えて下さい。
研究など全く初めての状態から1年が過ぎ、白質障害モデルラットへの細胞移植が行えるようになりました。今後は機能改善に関しても結果を出していきたいと思います。

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 近藤 裕子(神経内科・博士課程2年)  KONDO Yuko

主な研究テーマ
アルツハイマー型認知症モデルマウスの海馬におけるアセチルコリンのin vivoでの測定、その動態の研究。
所属学会
  • 日本内科学会
  • 脳卒中学会
  • 頭痛学会
  • 神経内科学会
一言コメント

Q.1  研究室の雰囲気・良いところを教えて下さい。
アットホームで、研究について相談がしやすいところ。しかし、研究テーマやその内容については、研究室の誰もが忌憚なく厳しく意見を言い合い、切磋琢磨しているところ。

Q.2  大学院に進学をお考えの方にアドバイスをお願いします。
臨床を続けていくにしても、基礎的な医学知識があるのとないのとでは、臨床疾患の診方が大きく変わってくると思います。

Q.3  研究に対する将来的な目標を教えて下さい。
まだまだ研究を始めたばかりですので、基礎研究の研修医一年目と思って、日々頑張ります。

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 永井 遥(修士課程2年)  NAGAI Haruka

主な研究テーマ
「注意欠陥多動性障害(ADHD)のモデルラットにおける発育期のうま味刺激による情動の変化について」
うま味成分であるグルタミン酸ナトリウムを摂取させることで、ラットの行動が変化することが分かっており、そのメカニズム解明とグルタミン酸特異性について検証しています。
所属学会
  • 日本生理学会
一言コメント
丁寧な指導をしていただけるので、研究初心者の私でも楽しく実験ができています。また、研究室の方々はとても親切で、分からないことや困ったことも相談しやすい環境です。

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