名古屋市立大学　医療系学部連携チームによる地域参加型学習（AMEC）-文部科学省平成21年度大学教育・学生支援推進事業-

本プログラムに賛同頂き、ご協力頂いている施設・地域の皆さまからの声をまとめました。

名古屋市

• 継続して何年後かに成果が上がるように計画的な具体的目的（目標）があるといいと思う。一時的の体験で終わってしまって、単発的な印象があるので、その後の交流活動もあるといいと思う。
• 学校として協力させて頂くことが難しいと感じます。学生の方からの提案は様々な事情から実現できす、意欲の低下につながっているのではないかと考えます。
• 学生たちは一生懸命やってくれました。毎年1年生対象ということで手探りで0からのスタートで大変そうでしたが、２年目の事業となり、少し方向性が見えてきたようです。受け入れる側にすると、毎年継続して同程度の内容で実施して頂けると定着もするし、全校生徒に広く伝えることができると思います。
• 地域参加型学習を始めたことについては、大変有意義なことだと思いますが、1年生では、自分自身で何を学びたいのかがはっきりしておらず、時間の割に成果が少ないのでは？学校に来たときの態度も決して意欲的とは見られない学生もいました。
  また1度しか顔を出さない学生がほとんどでした。学校を知るためには学校に何度も足を運ぶことが大切だと考えます。
  来年度は学内でしっかり動機づけをして頂けるよう望みます。
  最後に1年間学生と学校の仲介をしてくれた学生さんは、この1年間でずいぶん成長したなあと感じました。
• 今まで以上の出席回数を希望します。イベントは、土・日曜日が多いので・・・。
• 学生は積極的に参加されましたが、学区での協力があまりなく反省をしています。学区の人達（特に町内会長）に地域参加型学習の趣旨を理解してもらうためにも担当の教師が連絡協議会会議に出席をして説明をして頂くともっと理解してもらえるのではないでしょうか。
• 学校側が学生にどのようなサジェッションをしているのか、私たちの側に伝わって来ていない気がする。さらに積極的な意見だとか働きかけが欲しい。
• 地域に密着し息の長い活動を希望致します。

山間地・離島

• 学生の参加は2回でした。
• 大学より遠いこともあり、なかなか地域の方や職員とのふれあいは難しかったかと思います。ただ、地域における問題や現状を学生の方々に知っていただき、今後の活動にいかす討議が行われる一歩となればと思われます。
  途中にその成果の報告やフィードバックできる場があればより充実した活動ができたと思いました。（初めの意見交換のみで進行内容が分からなかったので）
• 良い経験になっただけにならないよう願います。
  この学習の継続が必要と思います。

地域の一般病院と医療圏

• 事前訪問１回とイベント当日参加であり、評価は難しい。ただし学生にとって介護老人保養施設、グループホーム等高齢者および家族とスタッフの関わり、地域ボランティアの活用等体験できたことは有意義であったと思います。
  遠方のため、学生の意見を反映させることが難しいと思います。
• 大学1年生は社会的にはまだ高校生の延長線上にいて自主的に行動することは分かっていないだけに難しいと感じました。早いうちから住民と接する教育方針は間違っていないのでリーダー不在のチームには病院側から提案を出して決めていった方が結果がついてくると考えています。
  今、この地域でどんなことができていくかを提案して学生に決めてもらい、相談しながら進めていく必要があると思います。名古屋へ出かけて会う機会も作ります。
  （また、看護学部が実習と重なり参加が統一できていなかった。メンバーが全員参加で進めないといけないと思います。）
• もう少し、学生と協議ができる機会が必要である。又、目標課題を決定しても、現場に足を運ぶ回数も少なく、来院する人も決まっていて残念です。やるからにはしっかりと最後まで成し遂げよう。
• 地域が必要とする医療人を地域も参加する形で育成するということは、素晴らしいことだと思います。
• 学生が積極的に活動できる時間がもう少し多いと良い。3学部合同の意義はあるが、まだ合同としての活動には不十分と考える。
• 当院での健康講座のスタッフ参加、３回目の講座では学生の発表もして頂きとても意義のある１年でした。
  学生さんにも、年4～5回程度参加して頂いたことで、当院の地域性が理解できたと思います。今後も継続的な活動を期待しています。
• 学生が活動に参加できる時間が限られており、当方との都合が合わず困難さを感じる。マニュアル必修、すべて指示待ちの現代のこの世代の若者に自ら企画したり、自分の意思で動けというこの活動は理解できていないようです。こちらもどう導けばよいのかわかりません 。