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活動レポート

日本薬学会 第133年会

[文責]:早川 英子 (調剤係)  [公開日]2013年4月15日

この度、平成25年3月28日~30日に桜満開の横浜で行われた「日本薬学会第133年会」に参加させていただきました。今回は「薬科学の底力」というテーマで開催されました。

今回私は「入院支援センター新設における持参薬確認業務の変化」というタイトルでポスター発表をさせていただきました。当院では入院支援センターを2012年10月に開設し、持参薬確認業務を入院支援センターで行っています。それに伴い、手術や検査などの前に中止が必要な薬剤の服用により手術や検査が延期となってしまうリスクを回避するために入院前の服用薬確認業務を導入しました。今回は入院前の服用薬確認による効果および入院支援センター開設後にも手術延期となった事例について検証しました。発表に対し他施設の先生方から多数のご意見・ご質問をいただき、今後の持参薬確認業務に活かしていきたいと思いました。

自分の発表以外にも薬物乱用、院内感染などのシンポジウム、iPS細胞研究の特別講演、医療系薬学分野のポスター発表などを聴講しました。ポスター発表では他施設の持参薬確認業務の現状についてもこの機会に知ることができたほか、平成24年4月より新設された病棟薬剤業務実施加算についての発表も多くみられました。いずれも今後の業務において大変参考となるものでした。

期間中は横浜の夜景や中華街などを楽しみましたが、中でも一度行ってみたかった馬車道十番館は外観、内装、雰囲気がとても良い感じでした。今回の学会に参加させていただきありがとうございました。


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