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教授ご挨拶 |
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この度2014年12月1日付けで、名古屋市立大学大学院医学研究科免疫学教室の教授を 拝命致しました。 私は1991年に東京医科歯科大学医学部を卒業し、皮膚科大学院を終え、専門医取得 後、京大坂口志文研で、制御性T細胞の基礎研究を始めました。 2001年に渡米し約8年間、ロックフェラー大Ralph Steinman (2011年ノーベル医学賞 受賞)の下、樹状細胞による抗原特異的制御性T細胞の増殖誘導の仕事を致しました。 名市大には2012年４月より加齢・環境皮膚科学准教授としてお世話になり、これまで 自分が行って参りました制御性T細胞の研究を続けさせていただきました。森田明理教 授、皮膚科の教室員の皆様のお力添えで、今後も臨床を続けつつ、研究との橋渡しので きる貴重な環境で仕事をさせていただくことになり、心より感謝申し上げております。 名市大発の免疫学を発展させ、研究を広い臨床分野にフィードバックし、患者様の治 療に貢献する事を目指して参ります。また女性教授として、女性医師のサポートにも力 を尽くしたいと存じます。今後もどうぞよろしくご指導、ご鞭撻の程、お願い申し上げ ます。 |
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略歴 |
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| プロフィール 1985年3月 東京学芸大学附属高校卒業 1991年3月 東京医科歯科大学医学部医学科卒業 1995年3月 東京医科歯科大学大学院医学研究科内科学系専攻皮膚科学修了 1995年4月 東京医科歯科大学皮膚科関連病院ローテーション（医員、医長） 1998年7月 東京都老人総合研究所 坂口志文研 客員研究員 1999年4月 京都大学再生医科学研究所 坂口志文研 日本学術振興会特別研究員 2001年8月 米国ロックフェラー大学 Ralph Steinman研 Research Associate 2009年6月 米国ロックフェラー大学 Ralph Steinman研 Research Assistant Professor 2009年7月 北海道大学大学院医学研究科免疫学 特任准教授 2011年4月 獨協医科大学越谷病院皮膚科講師、東京医科歯科大学皮膚科非常勤講師 2012年4月 名古屋市立大学大学院医学研究科 加齢・環境皮膚科学 准教授 2014年12月 名古屋市立大学大学院医学研究科 免疫学 教授 受賞 日本免疫学会女性研究者賞（2022年）、日本リウマチ財団 塩川美奈子・膠原病研究奨励賞（2016年）、加齢皮膚医学研究基金ロート（2015年）、10th International Symposium onDendritic Cells, Travel Award (2008年)、International Investigative Dermatology 2008,Travel Award (2008年)、Keystone Symposia Scholarship （2006年）、Outstanding MeritAward (Int Immunol筆頭著者、2003年)、The 8th International Workshop on LangerhansCells Travel Award (2003年)、2001 日本免疫学会Travel Award The 11th InternationalCongress of Immunology（2001年）、東京医科歯科大学Nagao Award （1991年） 学会、委員歴など Journal of Experimental Medicine、Advisory Editorial Board(2017年〜)、公益社団法人国際医学研究振興財団 学術委員（2018年〜）、日本免疫学会（選挙管理委員会委員長2024年〜、ダイバーシティ・キャリア支援委員2019〜2023年、評議員2014年〜）、日本研究皮膚科学会（理事2016〜2021、評議員、ダイバーシティ委員、ISID2023実行委員）、日本皮膚科学会（2015年専門医認定試験審査員）、日本癌学会（第８１回日本癌学会学術総会プログラム委員）、日本臨床免疫学会（第４８回日本臨床免疫学会プログラム委員）、日本インターフェロンサイトカイン学会、マクロファージ分子細胞生物学研究会、米国免疫学会、米国研究皮膚科学会、Association for Cancer Immunotherapy (CIMT)、科学研究費審査員、AMED課題評価委員 |
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