ローテート研修医感想文
研修医 2年 杉浦麻衣
はじめ、私は研修2年目の自由選択期間の中で1ヵ月間耳鼻科を選択していました。
理由は「なんとなく耳鼻科もいいな」と将来を考えていたこともありますが、実際私たち研修医が救急外来で診察をする患者さんの中には耳痛や咽頭痛、鼻出血、顔面の外傷…などを主訴とされる方も多く、自分の耳鼻科領域の不勉強さを痛感していたからです。
実際、大学病院で耳鼻科ローテートをしてとても良かったです。
一般的な疾患から難しい疾患まで幅広く経験することができました。また各分野を専門としてみえる先生方がいらっしゃるため
勉強する環境にも恵まれていたと思います。上級医の先生のもとで執刀させていただいた口蓋扁桃摘出術は初めての執刀医としての経験で印象深いものでした。
結果として1ヵ月では物足りず、3ヵ月間耳鼻科で研修させていただきました。
感覚的なことから機能的なことまで、患者さんのQOLに頭頸部疾患が与える影響は大きく、耳鼻科の奥深さを知ることができました。
今後、進路を検討していく自分にとっても大きな影響を与えてもらえた3ヵ月間でした。
