ごあいさつ

木村和哲教授

日本病院薬剤師会東海ブロック・
日本薬学会東海支部合同学術大会2015
大会長
木村 和哲
愛知県病院薬剤師会会長
名古屋市立大学病院 教授・薬剤部長

平成27年11月1日(日)に一般社団法人 愛知県病院薬剤師会の担当で、金城学院大学において、日本病院薬剤師会東海ブロック・日本薬学会東海支部合同学術大会2015を開催させていただくことになりました。

この合同大会は、薬学教育6年制を期に7年前から東海4県の病院薬剤師と薬学研究者が一同に会して学術交流することを目的に開催されるようになりました。これからの病院薬剤師は専門性を持って医療に参画することはもちろんのことでありますが、薬学研究者としての使命も忘れてはなりません。そういう意味でこの学会は非常に有意義な集まりであると考えています。

2015合同大会のテーマは「薬剤師業務と薬学教育の変革期に立つ」です。近年、地域において薬剤師の役割が医療機関の内から外へと広がっております。それに合わせて薬学教育も新コアカリキュラムの準備を始めています。この大会のシンポジウムも新コアカリキュラムのもとでの実務実習のあり方を考えることとしました。これまでの実務実習の問題点を洗い出し、新コアカリキュラムにどのように対応するかを議論することとしました。病院薬剤師会と薬学会の合同開催だからこそ出来るテーマだと思っております。

また、一般演題も病院と大学の垣根を取り外し、テーマごとにまとめ発表してもらうことにしました。さらに、がん領域、精神科領域、感染制御領域など専門薬剤師の認定研修に活用できるプログラムを考えております。一般演題はすべて口頭発表でお願いしております。ポスター発表が多い中、貴重なプレゼンテーションの機会です。どうぞご期待ください。有意義な学会になるようスタッフ一同でいろいろなアイディアを出し合って準備していきます。是非、多くの方のご参加をお願いします。