中学生による職場体験学習


No.12 2016(平成28)年2月2日(火)、3日(水) 名古屋市立大森中学校

実施日時:
2016(平成28)年2月2日(火曜日)・3日(水曜日)
9時00分~15時00分 まで
校:
名古屋市立大森中学校 5名
研究室見学:
ウィルス学(田中教授)

名古屋市立大森中学校の2年生5名が、職場体験のために名古屋市立大学大学院医学研究科共同研究教育センター(形態部門)に来ました。

はじめに、職場体験に来たという緊張の様子が感じられました。共同研究教育センターの概要や役割を説明しつつ、電子顕微鏡室に移動して実際の装置の見学等を行いました。
その後、ウィルス学(田中教授)の研究室に移動して、研究室見学が始まりました。研究室見学では、田中教授からウィルスについての講義していただきました。細菌とウィルスの違いや、その発見に関して中学生にわかりやすく説明をしていただきました。
次に、目に見えないウィルスを確認する方法として、イムノクロマトグラフィーを実際に紹介してもらい、病院の普段目に見えない場所で行われている検査を、実験室で生徒の目の前で実施していただけました。さらに、普段実験で行われているPCRの一部を村上先生指導のもと体験し、試料のセットや電気泳動、バンドの確認なども体験しました。その中で、目に見えないウィルスを扱う上で保護具(手袋等)を使う際の注意なども教えてもらいました。

午後は、急遽故障した透過型電子顕微鏡のメンテナンスを手伝ってもらいました。電子顕微鏡についているフィラメントの取り外しや絶縁グリスのクリーニング、ウェーネルトと呼ばれる部品の掃除など、滅多に行うことのない整備を体験してもらいました。

2日目は、生徒の皆さんが持参した試料を電子顕微鏡で観察しました。自宅にある乾燥した試料を実際に持ってきてもらい、電子顕微鏡に入れてどのように観察されるかを、興味をもって観察しました。

午後は午前中に使用した顕微鏡とは別の透過型電子顕微鏡で、生徒の興味のある試料を実際に観察してみました。今回は時間の都合で、CCDを用いた撮影を体験してもらいました。

今回の職場体験で将来少しでも生命科学に興味を持ってもらい、大学の研究の面白さに気がついてもらえたらと思います。

ウィルス学での見学様子

電子顕微鏡での観察の様子