名市大   医学部   カリキュラムの特色

M3学術論文入門ユニット

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グループ学習の様子

医学部3年では、前期の6月から10月の間、論文抄読会形式のグループ学習を実施しています。始めに川澄分館司書の方による上級レベルの文献検索演習を行い、その後、グループ担当教員の設定したテーマをもとに、各自PubMed等を利用して検索を行い、担当する原著論文を入手します。グループ演習では、その内容をPowerpointや発表プリントとしてまとめ報告します。初めて原著論文を読むという学生も少なくなく、英文を読むことに加え、内容を理解するのに苦戦するようですが、教養教育から基礎医学講義で学んだ知識をもとに、皆、素晴らしい発表を行います。

この演習を通じて最新の研究に触れることにより、後期の基礎自主研修を前に医学研究の意義を理解するとともに、原著論文から常に新しい医学知識を得ることは、研究者だけでなく臨床医にも求められることであり、原著論文を読むことの重要性を感じ取っていきます。

注※学術論文ユニットは2012年度よりM2で開講します。

学生レポート

学術論文ユニットから~英語でサイエンスに挑戦…8月17日~18日

M3学術論文ユニットで原著論文を学ぶ医学部3年生と有志学生が、医学部のセミナーに参加し、日頃の学習の成果を英語で発表しました。

米国National Institutes of Healthリポ蛋白質研究部門長Dr Alan Remaleyの本学部への招聘に際して(18日には、学術論文ユニットにも参加していただきました。)有志学生を中心とした勉強会を開催しました。

最新のnature誌の総説について学生を中心に発表が行われ、Dr RemaleyからはHDL上昇をtargetとした新しい治療戦略についての講義が展開されました。普段の学術セミナーでは学生とvisitorが直接話せる機会は得にくいものですが、今回の勉強会を経験した学生達も先進世界で共通語として汎用させている英語での発表経験は貴重な体験となったようです。発表者のM3武田芳樹さんのレポートです。

参加者は鈴木祐太朗さん(M1)、藤田敬子さん(M1)、鈴木宏幸さん(M2)、武田芳樹さん(M3)、伊東友憲さん(M3)、辻卓真さん(M3)、飯塚成志助教(医学・医療教育学)、Peter Seabridge先生(Scientific Writing and Presentation非常勤講師)、辻田麻紀講師(生物化学)


M3 武田芳樹さん

今回、Remaley教授とのセミナーに参加させていただくことになり、まず大変だったのがパワーポイントを用いた発表を行う準備段階です。非常に大変でしたが、この作業により、より深く論文を理解することができました。また、下級生も参加したので、専門分野を学習する前の知識の少ない彼らに理解してもらうにはどうしたらよいかを考えることで、物事の伝え方を考えるきっかけとなりました。

さらに、日常的な会話を含めて早くから英語に慣れ親しんでおくべきだと感じられ、今後の学習について見直すことができとても有意義な経験となりました。