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医学部6年生のコメント

09年度 6年生インタビュー INDEX
上田 悟郎さん 「UNSW留学体験記(2009/6/22~7/17)」
小椋 俊太郎さん 「UNSW留学体験記(2009/6/22~7/17)」
 
m6上田さん
質問1.いつ頃から留学を考えていましたか?
回答僕は1型小児糖尿病の患児が参加するサマーキャンプを支援するボランティアサークルに属しています。それがきっかけで、小児糖尿病に対する膵島移植を研究しているNew South Wales 大学の付属病院であるPrince Of Wales Hospitalへの留学に大変興味を持ちました。また将来、僕は外科医になりたいと考えているので、海外の外科を見てみたいという気持ちもありました。New South Wales 大学への留学制度がある事は4年生の時に先輩から聞きました。

質問2.実際に留学して、現地の医療、医学教育で印象に残った点は?
回答


[手術控室にてDr.たちと]

僕は、Diabetes Transplant Unit という移植チームで教授に御指導を頂きました。膵島移植の現在の問題点である、移植後の膵島細胞の破壊を防ぐための研究や、幹細胞から膵島細胞を作り出す研究、移植した患者さんのその後の経過などを勉強させて頂きました。実際に研究所も案内していただき、実験に使う器具や凍結された幹細胞なども見せて頂きました。移植という日本ではなかなか見ることのできない治療法をオーストラリアで実習する事ができ、大変勉強になりました。

外科チームでは、人種、地域によって疾患の頻度が異なる事を肌で感じました。特に紫外線の強いオーストラリアでは、メラノーマの頻度が多く、皮膚科ではなく外科が手術をする事には驚きました。逆に胃癌の手術は少なく、現地のDrに、何故日本人には胃癌が多いのか、とよく聞かれました。外科では、ほぼ毎日手術があり、医学生として術野に入れて頂きました。


質問3.今後の目標を教えて下さい。
回答


[病棟、ナースステーションの様子]

僕は将来、臨床だけではなく現在の治療方法では満足できない患者さんの為に、より良い治療方法の開発や研究にも取り組みたいと思っています。今回、日本では見る機会のなかった膵島移植をオーストラリアで見ることができて大変満足しています。将来、是非また留学したいと思います。


質問4.これから留学を考える、後輩へのアドバイスをお願いします。
回答


[Prince Of Wales Hospital正面玄関で]

病院で使われる医学英語はとても早く、僕もたびたび理解できない場面があり、普段から日常会話だけでなく医学英語を勉強する事の重要性を感じました。しかし、より大切なのは、英語が多少理解できなくても、進んでDrに質問したり、患者さんと話したりする積極性だと感じました。普段の大学での病棟実習を積極的行う事で、海外でもその積極性が活かせると思いました。


最後に、今回大変貴重な経験を得る機会を与えて頂き、大変ありがとうございました。お世話になった先生方、後援会の皆様、事務の方々等、皆様に心より御礼申し上げます。今回の経験を活かし今後も医学に励みたいと思います。

[掲載日:2009年9月14日]


 
m6小椋さん
質問1.いつ頃から留学を考えていましたか?
回答


[USW大学キャンパス内図書館前にて]

入学した頃から機会があれば留学はしてみたいと漠然とは思っていました。実際に留学された先輩の話を聞き、在学中に海外の医学部&医学を垣間見る機会があることを知り、是非私も行ってみたいと感じました。


質問2.実際に留学して、現地の医療、医学教育で印象に残った点は?
回答


[眼科オペの様子。中央後姿が本人]

私の実習先は眼科でした。オーストラリアでは現在、眼科や整形外科、放射線科を始めとした専門性の高い科は人気があり、非常にコンペティティブです。スペシャリティを開始するためには臨床だけでなく更に研究でも結果を残す必要があるようです。海外から修練にやってくる先生も多く、彼らの熱心さ、バイタリティに驚かされました。


質問3.今後の目標を教えて下さい。
回答


[Hughie(ヒューイー先生と。写真右)]

アジア系、インド、欧米系と、国籍も違えば育ってきた環境も違うスタッフと過ごしていると、医学そして英語は本当に世界共通なのだと改めて気づかされ、同時に大事なのは「自分が何人であるか」ではなく、「自分が何者であるか」なのだと実感させられました。だからこそ、英語に関しても医学に関しても勉強していかなければならないなと強く感じ、また今回の留学で得たことを少しでも将来活かせられればと思いました。


質問4.これから留学を考える、後輩へのアドバイスをお願いします。
回答


[お世話になった先生方と。
左からHughie、Kennith、Edwin 先生]

当然ですが全てが英語ですから、それに対応できるだけの英語力は必要であると感じました。短期間で身につけることは困難だと思いますので、日頃から少しでも多くの英語に接するのがよいと思います。


[Prince Of Wales Hospital]

最後になりましたが、今回の留学にあたりお世話になった木村先生始め諸先生方、後援会の皆様、事務の方々に心より御礼申し上げます。

[掲載日:2009年9月14日]


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