名市大   医学部学生生活6年間レポート

医学部5年生のコメント ~Cancer weekにおける活動について~

m5藤井智章さん

みなさん、はじめまして。名古屋市立大学医学部5年生の藤井智章です。

私はこの場において名市大医学部では「こんなことができるんだ」ということをご紹介したいと思います。それは、2008年11月に川澄祭の中で行われた『Cancer week公式企画 医学生がん医療討論会』です。

ここで皆さんは「Cancer weekって何?」と思われることでしょう。Cancer weekとは、日本癌学会と日本癌治療学会という日本のがん医療を担う2大学会の共同開催として2008年9月~11月の2ヶ月間、数多くのセミナーや公開講座が行われた期間の名称です。


市民の方も多数ご参加いただきました。

私達はこのCancer weekの企画の1つとして、日本のがん医療について調査し、未来のがん医療をより良いものにするにはどうしたらいいか、ということを考え、市民の方の観覧の下で公開討論会を開催しました。


市民の方の声をうかがう事ができ、
貴重な経験でした。

2008年2月にこの話をいただき、11月の討論会までの実に9ヶ月間、先生方の熱いご指導を受けながら準備に明け暮れました。その間、実際にがん患者さんの抱えている悩みや不安を知るために直接お話させていただき、200人近くの方にアンケートをとらせていただくこともできました。そこで聞いた患者さんの声は今も鮮明に耳と心に残っています。この声を裏切らない為にもしっかりと医療に臨まなければならないという意志をさらに強くしました。

私は討論をやったこともない普通の学生でしたので、何から何まで分からないことだらけでしたが、討論会が終わるころには各段に自分のレベルが上がったことを実感しました。

そこで思ったのが、「自分のモチベーションがあれば名市大の先生はこんなにも熱心に指導してくれるんだ」という感動と感謝でした。そして、繰り返しになりますが、「患者さんの声を聞き、その想いを大切にする。」という実感。それはまさに名市大でなくては得られない経験だったといえます。

アルバイトやサークル活動で頑張るのも大切な経験です。しかし、患者さんを目の前に全力でぶつかり、教員の熱心な指導を受けることのできるイベントにのめり込むのも大学生活を充実させるのではないでしょうか。


 


討論会も無事終わり、大阪市立大学の学生さんとの記念ショット!

医学生の企画による「がん医療討論会」の詳細について

  • [対象]:市民、学生
  • [日時]:11月9日(日) 13:30-15:30
  • [場所]:名古屋市立大学病院 中央診療棟4階第一会議室
  • [主催]:Cancer Week 2008 実行委員会
  • [共催]:名古屋市立大学病院 化学療法部、川澄祭(名古屋市立大学医学祭)
  • [後援]:第67回日本癌学会学術総会、第46回日本癌治療学会総会
  • [定員]:100名
  • [テーマ]:「近未来のがん医療―医学生からの提言―」
  • [ディスカッサント]:名古屋市立大学医学部学生、 大阪市立大学医学部学生
  • [コーデイネーター]:楠本茂、小松弘和、大平雅一