大学院研究科   医学研究科博士課程概要

学生生活レポート

大学院博士課程の学生の方に、充実した学生生活をレポートいただきました。

博士博士学生レポート

私は大学院博士課程3年生として、腎・泌尿器科学分野で尿路結石の新規治療に関わる研究に携わっています。大学院博士課程への進学は医師となった5年目の秋に決意しました。初期研修を市中病院で終了後、続けて後期研修を行っていました。泌尿器科医として、泌尿生殖器癌、排尿障害、尿路結石、小児先天異常など広範囲にわたり臨床経験を積んできましたが、実際の診療には教科書・ガイドライン・最新の論文などでは知り得ない疑問点もあり、自身の医療レベルの向上を目指して、基礎研究への門をくぐりました。尿路結石は年々増加をたどる疾患ですが、病因や形成された結晶に対する有効な治療薬はなく、研究課題として選択しました。
研究生活の中で、私は基礎医学分野の知識、論理的思考が非常に重要であることを知りました。今は、既知の事柄から仮説を立て、実験計画を練り、実行し、結果を解析して考察するといった過程を繰り返す中で、徐々に知識や思考能力が向上しているように感じています。これまでに経験してきた何かから教えられる勉強ではなく、何かを見いだして行く勉強の楽しさを味わっています。本学には学位論文がimpact factorの高い雑誌に掲載された場合には早期終了できる制度があり、私もそれを目指して論文作成を行っています。この研究から得られた知識・能力を、今後も基礎・臨床の両面に役立て飛躍することができると信じています。