大学院研究科   医学研究科博士課程概要

学生生活レポート

大学院博士課程の学生の方に、充実した学生生活をレポートいただきました。

博士博士学生レポート

成体の脳でも神経細胞は常に再生している―これまでの常識を覆す、そんな「脳の可能性」に強い関心を持ち、私はこの分野で世界をリードしている本学大学院医学研究科再生医学分野の博士課程大学院生になりました。医学研究の分野では、激しい競争の中、学術論文としてその成果を発表することが求められます。博士課程も後半戦にさしかかり、実験により1つ1つ説得力のある結果を積み重ねていくことは非常に大変ですが、自らの手で疑問を解決していく研究のプロセスはとても充実しています。また、自分の結果について様々な分野の専門家らと討論を繰り返すことで、対象の真理に迫ることが出来ると考えています。現代医学において、基礎研究の積み重ねは臨床現場にフィードバックされ、逆に臨床現場での課題は基礎研究によって解明が進められています。得られた知見が単に科学の進展に寄与するだけではなく、医療への応用に発展することが私の大きな理想です。『偶然は準備出来ていない者を助けない』という言葉を残した、フランスの細菌学者ルイ・パスツールのような大発見が出来るかどうかは分かりません。しかし、いつ訪れるか分からないチャンスを逃さないためにも、日頃の努力は決して惜しまない姿勢が重要だと考えています。残りの博士課程の間、本学医学研究科で多いに学び、いつの日か脳科学の進展に貢献出来るような研究成果を発表出来れば、と思っています。