先輩達からのメッセージ

医学部生の先輩達から、本学に入学のお考えの方へのメッセージ。

2012年度

医学部生からのメッセージ

医学部4年 谷口 葉子
医学部
医学科4年
谷口 葉子

医学部では、1年生で他学部とともに山の畑キャンパスで教養課程を履修したあと、2年生から桜山(川澄)キャンパスに移り専門科目を学びます。2〜3年生では主に基礎医学を中心として、人体の正常な構造と機能や病態におけるそれらの変化、薬物の基本的な作用機序、分子生物学的視点から見た生体内反応などについて学びます。授業では講義だけでなく実習も行います。特に2年生で行う解剖学実習は、名古屋市立大学に献体されたご遺体から人体の構造を学ぶ実習で、実際に目で見ることでより深い理解につながります。そしてこの実習は名市大の医学教育に協力していただいている様々な方のご厚意によって成り立つ実習であり、医学生としての社会的立場の重みを実感します。また、3年生の後半には、基礎医学の研究室に配属され実験・研究を行う基礎自主研修があることも名市大の特色の一つです。それまでの講義で学んだ知識は、幾多の研究者が長い時間をかけて研究した成果の積み重ねであり、生命について追求する研究のおもしろさと苦労がわかります。

こうしたカリキュラムを受け、今私は4年生として臨床医学の基礎を学んでいます。臨床医として働く先生がたの講義を受けるうち、正常と病態では何が違うのか考察し、その上で適切な医療を提供するための知識を学ぶことが重要であると感じています。2〜3年生で学んだ基礎医学はその土台であり、今まで学習してきたことを系統立て、これから新たに習得するべき知識とつなげることの大切さを痛感する毎日です。

大学では、勉強する中で納得できないことがあれば自分から追求する姿勢が求められます。自発的に分からないことに取り組むのは決して楽なことではありませんが、学んだ知識が自分のものになる充実感をこの名古屋市立大学医学部で感じていただけたらと思います。