教室紹介

名古屋市立大学 脳神経外科学教室の歴史

沿革

名古屋市立大学の脳神経外科の歴史は第一外科、第二外科の医師の中の脳神経外科診療グループから始まりました。1950年から1977年の期間は、第二外科学教室の助教授 戸田孝先生(後に藤田保健衛生大学 外科学教授)、三澤郁夫先生、高木卓爾先生、小澤正敏先生らが中心となり診療・研究・教育活動が行われました。

1977年9月 初代永井肇教授が就任され、第二外科学教室の脳神経外科診療部門を基盤として名古屋市立大学に脳神経外科学教室を開設されました。多数の脳神経外科学会専門医を育て、東海地方の公立病院、私立病院に脳神経外科専門医を派遣、脳神経外科を開設し、地域医療に貢献されました。頭蓋内圧亢進の研究を中心にすすめ、その業績が世界に認められ、1994年に第9回国際頭蓋内圧会議を会長として名古屋で開催されました。

1994年に第2代山田和雄教授が就任されました。米国へ海外留学中に脳脊髄疾患の手術治療、基礎的研究に携わり、臨床・研究面で知見を蓄積しており、その後の診療・研究に生かしていきました。分子生物学的手法を駆使し、脳浮腫、神経外傷、脳虚血の病態解明の研究をすすめました。内頚動脈狭窄症、もやもや病の手術治療では優れた手術成績を誇りました。脳血管内治療専門医と協力し、脳動脈瘤に対する血管内手術、内頚動脈狭窄症に対するステント治療も導入し、直達手術、血管内手術治療を選択して治療する時代に対応していきました。

2016年1月1日、第3代間瀬光人教授が就任されました。先賢・先達の医師達の積み重ねてきた経験・知見を継承しながら、脳血管障害の脳血管内治療、外科治療をはじめ、各領域の専門医とともに、専門性を生かした幅広い診療に対応しています。

初代 永井肇教授 (1977年9月-1994年3月)

主な業績
虚血脳の脳循環・脳代謝の研究
脳血管攣縮の病態と治療の研究
頭蓋内圧亢進の研究
脳障害の機能回復
虚血巣への神経細胞移植
主催学会
1990年 第3回  日本老年脳神経外科研究会
1992年 第4回  日本脳循環代謝学会
1992年 第17回 日本脳卒中学会
1993年 第2回  水頭症の治療シンポジウム
1994年 第9回  国際頭蓋内圧会議

第2代 山田和雄教授 (1994年10月-2015年3月)

主な業績
脳浮腫の病態解明の研究
頸動脈狭窄症の手術治療
もやもや病の外科治療
機能的疾患の外科治療(神経血管減圧術など)
電子カルテシステムの開発
主催学会
1996年 第15回 The Mt.Fuji Workshop on CVD
1998年 第18回 日本脳神経外科コングレス
2002年 第21回 The Mt.Fuji Workshop on CVD
2003年 第6回  脳神経減圧術研究会
2005年 第17回 日本脳循環代謝学会総会
2011年 第24回 日本老年脳神経外科学会
2012年 第11回 日本頚部脳血管治療学会
2013年 第36回 日本脳神経外傷学会
2013年 第16回 日本栓子検出と治療学会
2014年 第43回 日本脳卒中の外科学会学術集会(Stroke 2014)
2015年 第38回 日本脳神経CI学会総会

第3代 間瀬光人教授 (2016年1月-現在)

主な研究分野
水頭症の病態解明の研究
頭蓋内圧亢進、脳循環代謝の研究
脳脊髄液の産生吸収機構の研究
脳動脈瘤の手術治療
頸動脈狭窄症の血管内手術治療
脊髄血管奇形の血管内手術治療
硬膜動静脈瘻の血管内手術治療
下垂体疾患の内視鏡手術治療
主催学会
2016年 第25回 日本水頭症脳脊髄液学会

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