(A-Gの中から一つだけ見学できます。定員:各コース15名程度)
コ―ス A コース:電子顕微鏡による形態観察
電子顕微鏡装置を実際に見学し、その理論を簡単に説明します。また、実際に培養した神経細胞がどのように見えるのかを観察します。(清水先生)
コース B テーマ:味覚の研究(分子・遺伝子レベルでの味を感じるメカニズムを探る)
味をどのようなメカニズムで感じるのか?が、遺伝子・分子レベルで明らかになってきました。舌にある味覚を感知する味覚受容体を特殊な方法で可視化し、顕微鏡で観察します。(植田助手、島田教授)
コ―ス C テーマ:コレステロールの脳における重要性とその代謝調節
コレステロールは体にとって非常に重要であり、約30%が脳にあります.私たちはコレステロールの脳における重要性とその代謝調節を研究しています.脳は異なるコレステロール調節機構をもち、アストロサイトが重要な役割を果たしていることを示します。(伊藤助教授)
コース D テーマ: 神経細胞を支えるグリア細胞
脳には神経以外にその機能を助けるグリア細胞が多数存在し、重要な働きをしていいます。脳の損傷時におけるグリア細胞の変化を顕微鏡で観察し、その重要性を考えます。(青山助手、山本先生)
コース E テーマ: 神経細胞移植による機能の再建
脳の障害により失われた機能を神経細胞の移植によって再建させるための基礎研究を紹介します。細胞の移植によって機能回復した動物を実際に観察し、その細胞を顕微鏡で観察します。また、神経の細胞活動を調べる実験や遺伝子のDNA配列を調べる実験を見学します。(飛田助教授、大学院生)
コース F テーマ: 脳血管障害(脳卒中)の新しい診断と治療について
脳に病気を持つ患者さんの脳、特に脳卒中の患者さんの脳は、CTやMRI検査等でどのような特徴が認められ、どのように病気の状態が分かるのでしょうか?(山脇助教授)
コース G テーマ: 脳血管病変の画像表示システムと脳手術の例示
脳血管に病気による変化が認められる場合には、どのような方法で検査をし、どのように治療していくのでしょうか?(片野助手、山田教授)