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Glia Station

はじめに

 分子医学研究所生体制御部門は、昭和64年(後に平成に改元)1月、加藤泰治先生が初代教授に就任され発足しました。平成12年9月、加藤泰治先生が若くしてご逝去され、平成13年8月より浅井が研究室を引き継ぐことになりました。研究室発足以来15年余たちますが、研究室発足にあたり加藤泰治先生が掲げられた精神は今も変わりません。以下に加藤泰治先生が本ホームページ開設にあたり寄せられた挨拶文を掲載し、ご挨拶に代えさせて頂きたいと思います。「研究意欲に燃えた」方の来訪をお待ちしております。
平成16年5月子供の日に 浅井清文



 分子医学研究所生体制御部門は、分子医学研究所の第2部門として平成元年に創立されました。当時は医学部の旧学生実習室(薬理学と細菌学)を使用しておりましたが 、平成6年より現在の7階建の分子医学研究所の6階に移転しました。新しくて、広くて明るい研究環境に加えて、ラジオアイソトープ施設が同じフロアーに配備されて いるという、他の国公立大学や研究所では考えられないような恵まれた環境にあります。

 分子医学研究所の公式名称は「生体制御部門」ですが、大学院専攻科名は「分子神経生物学」で、実際的には「神経科学」を中心とした研究を行なっています。とりわけアストロサイトに関する研究を精力的に進めていることから、この研究室のニックネームを「Glia Station」と名付けました。現在のスタッフ定員は、教授1名、助教授1名、助手(学内講師)1 名、技術員1名で、大学院生7名(受託を含む)、研究員約20名、そのほか医学部学生が10名ほど出入りし、若さに溢れた雰囲気で研究活動を続けております。

 この研究室の基本的方針は、「研究意欲に燃えた若手研究者」なら神経科学に限らず 、どんな研究テーマでもその機会を開放することです。ただ一つの条件は、「協調的な研究活動」の遵守です。いちど分子医学研究所の6階のドアを叩いてみてください。

加藤 泰治



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