出願資格
- 医学・歯学・獣医学(修業年限6年)の大学または防衛大学校を卒業。卒業見込
みの者。
- 外国において、医学・歯学・獣医学の課程を含む18年の学校教育を修了・修了
見込みの者。
- 修士課程修了・修了見込みの者、博士課程2年以上在学者で、単位修得数など一
定の条件を満たし、かつ(1)に定める者と同等以上の学力があると認められた者。
- その他(PDF版募集要項参照)
名古屋市立大学大学院医学研究科の概要
- <医学研究科の設置目的>
基礎医学研究者と臨床医学研究者とが共同し、最先端医学研究を推進するとともに、大学院学生の教育に当たり、1)広い視野から推進すべき医学研究の内容、方法を計画・実践し得る研究者、2)関連領域を中心とした幅広い医学知識・技術を基盤として専門領域の高度な医療を実践・指導しうる医師、を養成する。
- <医学研究科の沿革>
名古屋市立大学大学院医学研究科は昭和 36 年に開設され、現在では 4 専攻科 12分野の研究領域に、教授 37 名、助教授 53 名、講師 52 名を擁する大学院へと発展している。その間、分子医学研究所の発足、RI 実験施設や実験動物研究教育センターの開設、医学研究科新研究棟の完成(平成 8 年)とそれに伴う共同研究利用センターなど、研究施設とその体制が整備され、学部内 LAN の充実とインターネットへの接続など教育・研究のための環境も充実してきた。このような研究環境整備を背景にして、本医学研究科の研究活動は、数多くの高い水準の国際的研究成果を上げてきており、このなかには大学院生による研究論文も多く含まれている。また、それにより、最先端の医学研究や医療を担う人材を多数育成してきている。
- <医学研究科の教育課程>
医学研究科は、生体機能・構造医学、生体情報・機能制御医学、生体防御・総合医学、予防・社会医学の 4 専攻分野により構成されているが、各専攻分野とも、最も中心となる研究科目の基礎知識習得のための主科目、それに関連する研究分野としての副科目、医学研究科の大学院生としての一般的基礎知識習得のための共通科目、博士論文作成を目指した特別研究の 4 つの科目群により構成された教育システムを採用している。
また医学研究科では、広く人材を求め受け入れる目的で、平成 14 年度より、夜間や特定期間の集中講義など社会人が受講可能な教育カリキュラムを実施する。