エコチル愛知〜環境省 子どもの健康と環境に関する全国調査 エコチル調査 愛知ユニットセンターWebサイト

センター長挨拶

 

”エコチル調査に参加されている方へ、そして、社会の皆様へ
 子どもたちの未来のために
 私たちはともに歩んでいます”

近年、子どもたちの間にぜん息や肥満などの不健康な状態が増えているという統計があり、胎児期から小児期にかけての環境が不健康状態の原因のひとつではないか、という指摘が世界各国でなされています。
 
しかし、公害対策・環境保全が進んでいる現代の日本では、1960年代の公害病のように「環境汚染物質(化学物質)」と「病気」との関係が見えにくいのが現状です。したがって、子どもたちの不健康状態の環境面での原因を正確に明らかにするには、できるだけ多数のお子さんを対象に、化学物質や生活習慣など健康に影響を与えうる要因について実際の健康状態とともに詳しく調べ、両者の関係を調べる必要があります。
 
そのために、国の事業である「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」が2011年より実施中です。エコチル調査は、全国10万人のお子様を対象に、胎児期から13歳に達するまでに触れる環境と成長過程における健康状態を調査する事業です。この調査が成功すれば、多くの病気や不健康状態の原因が、身のまわりの化学物質の影響を含めて解明され、社会として取り組むべき対策や個人レベルで何に気をつけたらよいかが、明らかになると期待されています。つまり、「エコチル調査」は、これから生まれてくる子どもたちの世代に安全・安心な環境をプレゼントするための調査です。
 
調査開始から5年が経過し、お母様が妊娠中の健康状態など、一部の結果については集計結果が出始めています。からだに取り込まれた環境化学物質の量は、血液や尿などに含まれる化学物質を測定することにより評価しますが、現在、いくつかの化学物質の測定が進行中です。遠くない将来、これらの結果も発表されるでしょう。
 
この調査は、単に実施するだけでなく医学的に質の高い成果が数多く得られて初めて成功したといえます。そして、真に成功するかは、対象地域およびひろく国民の皆様のご理解の下に、参加者の皆様がいかに調査への協力を継続してくださるかにかかっています。
 
調査を運営する私たちも努力を続けますので、皆様におかれましては、子どもたちの未来のために、ぜひ、力をお貸し下さい。そして、調査結果に関心をもっていただき、調査の行方を暖かくお見守り下さいますよう、お願いいたします。
 

pagetop