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No.009「平成21年度瑞友会賞の受賞の御礼とご報告」

[掲載日:2010年3月19日]
名古屋市立大学大学院医学研究科 腎・泌尿器科学分野 安井 孝周(H6年卒)

この度ははからずも、第3回瑞友会賞(学術部門)受賞の栄誉に浴し、御礼旁々謹んで報告申し上げます。

過去に受賞された先生方の輝かしい業績に加え、瑞友会総会(同窓会)に参加し、 本学の伝統と賞の重みを改めて実感して参りました。 花井会長はじめ瑞友会の諸先生方、選考委員の先生方、これまでの研究でご指導賜りました学内外、国内外の先生方に この場を借りて厚く御礼申し上げます。

受賞の対象となりました研究は、「尿路結石の形成機序の解明と予防法の開発」です。 私たちの教室では、尿路結石のマトリックス、情報伝達物質の見地から、分子生物学的手法の応用、遺伝子組み換えマウスなどを用いて、 尿路結石形成機序の解明、遺伝子診断法の開発、新規責任遺伝子の同定などを、郡教授の指導のもと、研究グループ一丸となり行っています。 また、全国の大学、泌尿器科施設にご協力いただき行った尿路結石全国疫学調査などにも、携わらせていただいております。

尿路結石は再発率が高いものの、さまざまな要素で多段階に形成され、再発予防が難しい疾患です。 結石研究はタンパク質、遺伝子レベルに進んでからも、臨床応用された成果は得られていません。 今回の受賞を励みに、基礎研究を基にした、遺伝子診断法やいままでとは全く違う結石予防・治療法を開発できるよう、 これからも精進して参りますので、瑞友会の諸先生方には、引き続きのご指導賜りますようお願い申し上げます。