細胞株(cell line)など生物材料の接種実験をする場合には?

感染微生物に汚染された細胞株などの生物材料が動物に投与されると,動物は感染します。このため,外部からの導入材料については事前の微生物検査が必要です。少なくとも,マウス肝炎ウィルス(MHV),マイコプラズマ(Mycoplasma pulmonis,Mycoplasma spp.),センダイウィルスなどに関する検査報告書,あるいはそれに相当するもの(例えばMycoAlert Mycoplasma Detection Kitによる検査結果,あるいは同ロットの使用実績など)をセンターへ提出して下さい(検査項目は細胞の由来種に依存します)。

【微生物検査機関】
財団法人 実験動物中央研究所 ICLASモニタリングセンター

【必須検査項目】下記検査項目以外にも微生物汚染(Bacteria, Fungi, その他のVirusなど) が疑われる場合は、それらの証明書も必要と致します。

生物材料 マウスへ接種する場合 ラットへ接種する場合
マウス由来 マウス肝炎ウィルス(MHV)
マイコプラズマ(Mycoplasma pulmonis, Mycoplasma spp.)
センダイウィルス
Clostridium piliforme (Tyzzer菌)
LCM virus
Helicobacter hepaticus (Hh)
マイコプラズマ(Mycoplasma pulmonis, Mycoplasma spp.)
センダイウィルス
Clostridium piliforme (Tyzzer菌)
ラット由来 マイコプラズマ(Mycoplasma pulmonis, Mycoplasma spp.)
センダイウィルス
ラット唾液腺涙腺炎ウィルス
Clostridium piliforme (Tyzzer菌)
Hantavirus
マイコプラズマ(Mycoplasma pulmonis, Mycoplasma spp.)
センダイウィルス
ラット唾液腺涙腺炎ウィルス
Clostridium piliforme (Tyzzer菌)
ヒト由来 マイコプラズマ(Mycoplasma spp.) マイコプラズマ(Mycoplasma spp.)

(平成28年12月14日現在)